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アグレッシブのちアホ

(注) この記事はノンフィクションです。
危険を伴う行為に関する表記がありますので、自己判断により閲覧クダサイ

これはワタシがドングリのようにクリクリとかわいかった少年時代のお話しです。
ある夏の日の夕暮れ、かねてから計画していた壮大なプロジェクトを決行しました。
レシピからご紹介していきます。
1・古新聞
2・マッチ
3・ねずみ花火30個(表紙の画像に載せてある花火です。攻撃力が高いため、使い方を誤ると大変キケンです。)
以上3点を調達します。

ちなみにねずみ花火に点火するとこんなカンジです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

激しくローリングしていますね。とても活きがいいです。
それでは作業に入りましょう。

ステップ1 ねずみ花火の解体
まずは依ってある紙を解いて、中の火薬を余すことなく取り出しましょう。(なかなかストイックな作業となる為、集中力を持って臨みましょう。)

ステップ2 巻き
新聞紙を1/4にカットして、解体した全ての火薬を巻いていきます。ここでワンポイント。激しさを演出する為に太さが欲しくなるところですが、あまりにも太くしてしまうと後の作業に影響が出ますので程々にしておきましょう。(この、火薬を新聞紙で巻いていく工程を業界では通称”巻き”と呼んでいます。)
↑↑↑そんな業界はないとおもいますけど。

ステップ3 輪を作る
巻きが終わりましたら、慎重に輪を作りましょう。
↓↓↓こんなカンジですね。

と、ここでアクシデントが発生します。

今考えると浅はかとしか言いようがありませんが、
こんなカンジで巻いてしまったんですね。(ステップ2で言うところの影響がモロにでます。)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

そうです。依っていませんでした。この状態で輪にしようとしたら、破けてしまいました、、、、
依っていれば破けることもなかったんでしょう。

しかし、アホな少年は諦めることを知りません。

レッツ次!

ステップ1改 改めて1/4の新聞紙を用意します。

ステップ2改 かき集めた火薬を包み込む

ステップ3改 球体を作り余った紙を依って導火線部分を作ります。
理想はこれだ!↓↓↓

まあ、こんなに綺麗にはできません。
できたら、今頃花火職人になっていたでしょうね。
まあ、なんとか形にすることができました。

そしていよいよクライマックスへ。

自作花火を作り終えたところでいよいよ点火式です。
持参したマッチを擦り点火します。
が、なかなか火薬のところまで火が進みません。
業を煮やした少年は暴挙にでます。
導火線の根元に点火してしまったんですね。

Aさん:「いや~、あんなことが起きるなんてねぇ、、、想像もできませんでしたよ~」
恐らくみなさんもインタビューされたらこう応えるでしょう。
それほど想像を超えたことが起こります。

もうアレです。

小爆発です。

某聖闘士星矢も小宇宙(コスモ)を燃やせ と仰られていましたが、まさにアホな少年のコスモが爆発した瞬間でした。

結果を申し上げると、右手の中指、薬指、小指この3本がくっついてしまうほどのヤケドをしてしまいました(笑)

以上ワタシのアホ案件史上トップ3に入るであろう出来事をお伝えしました。

ありがとうございました。

(注 みなさんも自作花火を作られる際は細心の注意を払って頂ければ幸いです。)