MasafumiOkuda

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  • ビジネスxアートの境界線

    巷でバズワードになっている”アートxビジネス”。それに影響を受けたビジネスマンが、中学の美術の授業以来の作品づくりに挑戦し、1年後に展覧会を開催するまでの記録。 【バックグラウンド】 大手ITコンサル→海外の日本文化イベント/アートフェア企画運営→ベンチャーコンサル アート関連の仕事を1年半ほどしていましたが、作品制作はゼロスタートです。

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作品展開催を今週に控えて、アートとビジネスの関係を今一度考える

※下記に記載している作品展は、小池知事会見を踏まえ、5月に延期します Noteの記載は昨年の5月で止まってしまっているが、 その後も月二回の美術教室(学芸大学前:ビジョンズパレット)に通って準備を進めていた。 時間が経つのは早く、今週末に作品展を開催する。 三十路祭り1987-1988を一緒に開催したメンバーを誘って、グループ展とした。 作品展:変わるもの・変わらないもの 場所:SPACE K 代官山 https://space-k.info/ 日時: 3/28 15:0

    • エピソード4:Art Basel Hong Kongで感じたこと(2/2)

      とにかく巨大、世界35カ国242ギャラリーの祭典とにかく、会場は広かった。半日チケットしか買えなかったので、合計2時間弱しか滞在できなかった。じっくり作品を見れなかったのが、とても残念。 会場には大きな荷物は持ち込めずに、事前にクロークに預けなければいけない。1億円を超える作品は多数あるので当然といえば当然。(リュック背負って、振り向いた瞬間に作品を破損したら終わる。)けど、そういった価値のある作品に間近で見れるのがこのアートバーゼルの特徴だろう。 メッセージを感じる、そ

      • エピソード3:Art Basel Hong Kongで感じたこと(1/2)

        憧れのArt Basel Hong Kong先月の3月30日31日で、香港で開催されたArt Baselを観に行ってきた。(金曜の夜発、日曜の夜帰りの弾丸で。)前職で、Affordable Art Fair Hong Kongの運営で出張して以来、2年ぶり2度目。 世界中で開催されているアートフェアでも、Art Baselは特別。世界の一流ギャラリーが、最高クオリティの作品を展示する貴重な機会である。 行ってみて感じたが、全てが規格外であった。 チケットが買えないまず最初

        • エピソード2:どうしてアートとビジネスは結ばれないのか?

          アートがビジネススキルを上げる可能性があり、その考察をすると前回頭出しをした。 エピソード1:まずはギャラリーを予約せよ その考察の前に、なぜビジネスとアートが結びついていないのかについて考えたい。 ビジネスで最も重視すること、それは収益性だろう。もちろん、拝金主義が支配する世の中ではない。しかし、どんなに世のため・人のためといった美しいビジョンを掲げていても、継続・拡大するためにはお金や数字は欠かせない。 それでもある人はいう、儲けは明日食べていくだけでいい、お金に

        作品展開催を今週に控えて、アートとビジネスの関係を今一度考える

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          5本

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          エピソード1:まずはギャラリーを予約せよ

          アート作品を作ったことないが、来年2020年3月に作品展をすることにした。 どうして、こんな無謀なことを1年かけてしようと思ったのか、その背景を描きたい。 アートはとても好きだ。頻繁に美術館やギャラリーに行くし、3年前の2016年にはアートの仕事がしたくて、当時働いているコンサル会社を辞めた。自分の仕事にしたいくらい好きである。 けど、それは完全に観る立場。前職のアートの仕事も作品を観て、海外のアートフェアへの出展を提案するものだ。当時は作家に好き勝手言っていた。作品のこ

          エピソード1:まずはギャラリーを予約せよ