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ナナカリ病院(イラク北部・クルド自治区)の見学

病院施設(イラク北部・クルド自治区)を
見学させていただきました

外観
芝生をひいた公園も併設されています

今回の訪問で、お世話になった
JIM-NETの主たる取組では過去の戦争で
使用された劣化ウラン弾に
起因すると言われている
小児がん患者へ抗がん剤などの医薬品を
届けることを約20年近く
取り組まれており支援施設の内の
ひとつを見学させていただきました

驚いたことに「チョコ募金」という
冬季限定の募金キャンペーンで
活動資金を調達しているとのこと

チョコ缶には子ども達の絵が
ほどこされ募金いただいた方へ
お礼として、お届けをすることで
この取組が成り立っているそうです
( ▷ チョコ募金リンク先を文末に
ご紹介させていただいてます ) 

治療、そして心のケアに至るまで
子ども達には両親が付き添い
回復に向けて専念できる環境を
提供されています

ただ現実では命を失う子ども達も
少なくない実情とのこと

見学していると日本人が
かなり珍しい(みたいで)
相当頻度、写真撮影を求められます

私も記念に一枚、撮らせていただきました 

私のI PHONEで
撮影させてもらったセルフィ―

表題と脱線しますが渡航する前の
漠然とした先入観では
知らない外国人に声をかける印象を
持ち合わせていませんでしたが
実際は大変親切で空港でも並んでいれば、
優先的に前を進められ
席も心づかいで譲ってもらえ、
フレンドリーという言葉とは、また違う
奥ゆかしさが加わった、友好的な印象です

病院内の学習室

病院内、いたるところで
子ども達が絵を描いていて
拝見させていただきました

クルド人の国旗を描いた作品も

伸び伸びとした、作風が印象的で
ひとつ、ひとつみていても飽きません!

自然界や地球を題材にした作風も多く
彼ら・彼女たちが置かれている現実をも
忘れさせてくれる希望の姿に見入ってしまいました

地球の絵
絵のような美しい地球を守るのは
私達ひとりひとりの役割
マーブリングの手形(かっこいい)
ちなみに(たいへん)余談ですが・・・
マーブリング技法(墨流し)の発祥は
日本の平安時代にシルクロードを渡り
トルコ、イタリアに派生した技巧
抽象画
波の絵が印象的
興味深い作品の中に
代表的なイラク料理と教わったマスグーフ
鯉の絵(かわいい!)

施設の写真撮影は控えましたが
この時の経験は
今後の制作を通じて表現していきます

絵は子ども達が託した夢のかたち


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