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入院前後の覚書(4)耳栓編-2

おはようございます!

夜明け前の4時12分。noteを書き始めた。昨夜はここのところ2回40時間、間隔の開いた痛み止め座薬の間隔が40時間になろうとする夜8時になっても頭痛が訪れることなく、朝まで持ちそうな気がしたので、座薬を打つことなく8時半に寝た。

0時にトイレに起き、やはり頭痛がなく、間隔最長記録更新に突入したと喜んだが、今度はカーテンを挟んだ前の高齢の女性のうわ言で眠れなくなった。

前回書いた耳栓が決定版であることは間違いないのだが、100%音を遮断しているわけではないので、耳を直撃するわけではないとはいえ、やはり内容がはっきりと聞こえてくるのだ。

うとうととすると起こされうとうとすると起こされで、キリがない。

眠れないまま、耳栓に変えてYouTubeの睡眠音楽を聞いてみたが、かなり大きくしていても声が聞こえてきて意味がないことがわかった。

まだ耳栓の方が声が遠くに聞こえるのだ。100%の音カットの耳栓、いや、せめて80%カットできるなら5,000円でも私は買う。

そうこうしているうちに頭痛が始まった。3時半に座薬を打った。46時間ぶり。そのままもう今日はこれで寝ない、と観念して起きることを決めたら、どうってことはない。

時々、私のベッドの右側の2人目の女性が、「うるさい」と何度も言っていたが、言ったからといって静かになるわけもなく、昔の私だったら、ナースステーションに怒鳴り込みに行くところだが、私も少しは進歩してきているので、全く腹も立たず、何しろ、自己防衛するためにあれこれ気持ちを変えてみるしかない。

つづく


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