本格的にアート×写真家になって3年目になります。
アート×写真家として3年活動をしてきて気づいたこと。それは「行動力と継続することの大切さ」です。
こんにちは、アート×写真家リョウです。
時間がたつのは早いもので、僕が本格的にアート×写真家の活動を始めたのが2020年11月。実際にモデルの作品撮りをしたのが2021年1月から。
アート作品の素材のために風景写真ばかり撮影していた僕は、知人のモデルもいなければ撮影させてもらえるモデルもいなないのに、2023年の今の段階で、13名のモデルの方と作品撮りをした実績をつくることができました。
有名写真家さんからしてみれば、13名のモデル撮影実績は少ない方ではありますが、僕にとって13名のモデルを撮影した実績はとても自慢です。
サロンモデルとして活躍されていたモデル
アートな表現をされるモデル
俳優を目指して活動を広げているモデル
インフルエンサーとして活躍されているモデル
旅×モデルで活躍されているモデル
九州と関西で企業やメディアに依頼されているモデル
YouTubeで活動をされているモデル
これからモデルを目指している方
など、様々なモデルの方と作品撮りをさせていただくことができました。
モデル探しに必死だった
アート×写真家を始めようと決めた当初、一番大変だったのが撮影させてもらえるモデルを探すこと。
インスタで気になったモデルさんにDMを送ってみたのの、インスタの投稿に人物撮影の投稿がない僕の依頼は誰も受けてもらえなかったんです。
そこで思いついたのが、自分のサイトに「撮影させてくれるモデル募集」ページを作ることでした。
当時の僕にはすでに芸術系ブログがあったので、そのブログにLPを作って写真撮影についての想いや募集についての内容を掲載しました。
すると7名のモデル応募があり、直接会って僕のイメージや撮影の活動についてをお話ししたところ、共感しくれた4名のモデルの方と撮影をすることが決まりました。
応募していただいた7名のうち3名の方は、肌露出系の撮影を希望された方だったり「撮影させてやる」的な応募内容だったこともあってお断りしましたが、真剣に協力してくれる方が4名もいたことに救われました。
雨の日が最初の撮影だった
アート×写真家として最初にモデルを撮影したのが2021年1月でしたが、あいにくの雨の日でした。
ポートレートや作品撮りの経験がない僕にとって「最初のモデル撮影が雨の日なんて、、、」と思っていましたが、当日は撮影についていろいろ教えていただくために、知人のフォトグラファーさんに同行してもらいました。
ところが撮影をするたびに一眼レフのモニターを確認してみると、映画のワンシーンのように心がゆさぶられる感覚になったんです。
この時に僕は、自分がなぜ人物撮影を始めようと思ったのかが明確になりました。
僕が人物撮影をする目的、それは「この雨の日の写真のように心の芯までひびく魅力を感じる写真を撮ること」なんです。
初めてモデルを撮影した日が雨だったのは、もしかしたら「僕が撮るべき写真がそれだ」と誰かが言ってくれているような気がしてならない。
そこから僕は「雨の日の写真」に魅力を感じ始めました。
さらに同じ年の3月の作品撮りの時も雨が降っていて、桜と雨の魅力を感じる写真を撮ることができました。
当時、1ヶ月に1回のペースの撮影なのに「こんなに雨の日が続くなんて本当に僕は雨の日の写真家になるべきだ」と思える状況が続き、その後も他のモデルさんと撮影するときも雨の日が多かったんです。
大阪の中之島でモデルさんを撮影した時も雨が降っていましたが、雨のうす暗い雰囲気の中で撮る写真には、憂鬱な感情を表現することができて心にひびくんです。
人は明るい写真を見ると楽しくてワクワクする気持ちになりますが、たまには憂鬱な気持ちを共感し合うことも必要なんですね。
雨の日になると頭痛がするし散歩に出かけても楽しめないけど、実は雨の音には心をリフレッシュさせる効果があるんです。
あもの日にモデルさんを撮影していると「シネマティックな表情」を見せてくれるので、僕はそこに魅力を感じています。
ちなみに「エモい写真」と「シネマティック写真」の違いについて僕は、
と言うように使い分けています。
もちろん雨の日をねらってモデル依頼をしているわけではなく、たまたま撮影当日が雨なので「チャンス」と思って撮影をしています。
そうしているうちに、どんどん雨の日に魅力を感じるようになって、今では人物以外にも雨の日の風景写真を撮り歩くことが多くなりました。
3年目、アート×写真家が目指すところ
「写真の魅力ってなんだろう?」って考えた時に、
「綺麗な風景を写真に残せるところ」
「思い出の瞬間をカタチに残せるところ」
「奇跡の瞬間を残すことができるところ」
確かにそれは写真ならではの魅力なのかもしれませんが、スマホのカメラ機能の進化で、その魅力を感じてもらう人が少なくなっているような気がします。
僕が感じる写真の魅力というのは、
「その写真家にしか撮ることができない世界を身近に感じれること」
「あの時の状況を思い出して同じ状況を感じることができること」
「長期的に見たくなるような写真に出会えること」
少し難しい言い方になってしまったかもしれませんが、以前までの写真の魅力は「奇跡の瞬間を残す」ことが魅力につながっていたのかもしれません。
だけど、カメラ機能が進化したスマホを持っている人が、あえてフォトグラファーに依頼をするにはどうしたらいいのかを考えると、どのフォトグラファーも同じコンセプトでは難しい時代なんですね。
なので、そのフォトグラファーらしい写真を撮影して相手の心にひびく思い出のストーリーを写真にのせてあげるサービスを提供することが、これから必要な写真の魅力だと思います。
ん〜、、、。
詳しく説明しようとすればするほど、難しい説明になってしまいますね。
まずは、アート×写真家として3年目突入になる僕の活動状況をチェックしておいてもらえると、これからの写真の魅力を感じてもらえると思うので、ぜひ僕のInstagramやTwitterをフォローしておいてください。
下記の記事では「何歳からでも新しいことを始めることができるよ」と言ってくれた80代のおじさんと出会った実話を語っているので、ぜひ読んでみてください。
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