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貯める力~保険の見直し編~前編

今回は保険の見直しについてお話したいと思います。

保険会社からの勧誘

元自衛官であった僕は入隊した当初、まだ社会人としての常識を右も左もわからない状態でした。そんな中、駐屯地内で女性の保険屋さんが声をかけられて色々な保険商品を勧められました。
6年間、自衛隊に配属された間で保険を3口と契約して月11214円払っていました。
2015年に父から保険商品を勧められたものに乗り換えて月10353円払っていました。
とりあえず自分が万が一倒れた備えで入っておくかとの感覚でしか保険についてあまり考えていませんでした。

民間保険の盲信と社会保険の優秀さ

2021年夏頃、お世話になっている整体士さんから民間保険はどれぐらい払っているのかを聞かれても僕は10000円以上払っていますと答えました。
整体士さんから「それは払いすぎですね。そもそも日本の社会保険は世界でも手厚く補償されていて民間保険に入るのは必要最低限のいわゆる起こる確率は低くても万が一に起こってしまった時に損失が大きく社会保険では補えない時に民間保険を活用するのがベストだ」と話を聞き、僕はそもそも日本の社会保険に対しても無頓着であり月にどれぐらい給料から天引きされているのかも把握していませんでした。
ましてや自分が加入している民間保険の補償内容も把握せずにいました。
お金専門YouTuber「両学長 リベラルアーツ大学」の動画でも日本は「国民皆保険」の国であり、60年前は国民の1/3に当たる約3000万人が無保険状態で医療を受けられずに亡くなる人が大勢いて国民が全員医療を受けられる「国民皆保険制度」を作ったそうです。
アメリカでは、医療保険に加入していない人が約2750万人もいると言われ所得が低いがためには多分医療が受けられない人が大勢いるそうです。
振り返れば、10年前にオバマ元アメリカ大統領が在任中に「医療保険改革制度(オバマケア法)」が制定されてアメリカ国民全員が医療を受けられるようにしましたが、日本は健康保険(会社員、公務員)、国民健康保険(自営業者、フリーランス)、後期高齢者医療制度(高齢者)と国や民間会社が手厚く補償してくれる仕組みをそれ以上前に実現していたのは知りませんでした。

日本の健康保険は世界最強である理由4選

1, 支払うお金は原則3割負担で必要な医療が平等に受けられる
2,「高額療養費制度」のおかげで自己負担額は上限額は月約10万円程度である
3, 保険料は会社と折半である
    扶養家族分の保険料は払わなくてもいい
4, 病気や怪我で働けなくなっても1年6ヶ月は保障してくれる

僕はこの事実を知り、僕は日本がここまで医療費保障が充実してくれること事態、学校やテレビ、親にも教わっていなくて自分自身が手厚い医療保障を今まで受けていたことを改めて有り難く思いました。
ただ、お金の収支支出のための家計簿や資産形成(つみたてNISA)管理等で保険の見直しについては今年4月まで後回しにしてしまっていました。

次回は、保険の見直しについてお話したいと思います。
 

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