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"炭坑夫の娘"を歌うロレッタ・リンは明るい・・

ロレッタ・リン(Loretta Lynn 1932- US)の歌う「炭坑夫の娘- Coal Miner's Daughter」は70年代を代表するカントリーの傑作だ。
ロレッタ・リンは、1934年、ケンタッキー州ジョンソン郡アパラチア山脈のブッチャーホラーで、炭鉱労働者のテッド・ウェブとクララ・ウェブ夫妻の8人の子供の、2番目の子として生まれた。15歳で結婚し、すぐに妊娠し、ワシントン州に移るも、苦難の連続だった。21才の誕生日に夫からもらったギターで独学でギターを学び、ホールで歌い始めた。多くのヒットを飛ばしたロレッタ・リン、それは、天性の才能だけではなく、多くの努力をなした結果だろう、歌は、当時の女性問題から、ベトナム戦争まで多くの社会的なテーマを扱っている。

自伝「Story of My Life,」からのユニバーサル映画「歌え!ロレッタ愛のために」(Coal Miner’s Daughter:1980年)は、ケンタッキーでの貧困生活からナッシュビルのカントリー&ウエスタンのスターになるまでの、彼女の半生を描いている。余談だが、そのロレッタを演じたシシー・スペイセクは、演技が評価され、アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。

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実にアメリカらしい成功の秘話の1つだ。そんな時代もあったのだと思うとと共に、今もご健在なのがとても嬉しい・・・

Loretta Lynn - Coal Miner's Daughter

Loretta Lynn - Blue Kentucky Girl

(c)Loretta Lynn

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