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ART:女性作家ニコール・アイゼンマンの文化的意義とは

女性作家ニコール・アイゼンマン(Nicole Eisenman)と文化的意義
ニコール・アイゼンマン(Nicole Eisenman,1965年 - /アメリカの画家)

「20世紀の抽象画支配の時代に欠けていた文化的意義から人間の表現を取り戻した」MacArthur Fellows Program-2015ニコール・アイゼンマンの比喩的な絵画は、Popular culture(大衆的な文化)やCounter culture(カウンターカルチャー/対抗文化)の要素を織り交ぜながら、ユーモアの機知ある彼女は、アイデンティティ、セクシュアリティ、政治などの問題を扱っている。

その表象の範囲は、絵画、ドローイング、プリント、インスタレーション、彫刻と幅広い。
そして、そのコンテンツは、1990年代以降、ニコール・アイゼンマンは、社会環境の抽象化と比喩的な描写の間でシフトする特徴的なスタイルで、現代のアメリカの絵画の中心核となりうる人物としての位置付けだ。彼女は芸術の歴史的参考文献を利用し、ルネッサンス、バロック、社会的リアリズム、ドイツ表現主義の要素を遊び心で再活性化させ、非常に鋭敏で独特のイディオムでこれらを現在に結びつけている。

2014年-、A・L・スタイナーとともにクィア(Queer-LGBT肯定形)/フェミニズム(feminism/女性開放)のキュラトリアル・イニシアティブ(Curatorial Initiative)「Ridykeulous」を創立した。
展示「Readykeulous by Ridykeulous」(フィラデルフィア現代美術館)

そのコンテンツは「彼女自身あるいは彼女の友人、または日々の生活の観察から生まれた架空の人物の表現主義的な肖像」-Nicole Eisenman

政治的および個人的:アイゼンマンの「貧困の勝利」(2009

ニコール・アイゼンマン、ザ・ファジェンド、2008年。-Nicole-Eisenman-The-Fagend-2008.

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by Nicole Eisenman

略歴- Nicole Eisenman
1965年、ヴェルダン(Verdun/フランス)で生まれる。
1987年にロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(Rhode Island School of Design, RISD)で学ぶ。
1990年以降、ニューヨークで画家として活動する。
1996年、グッゲンハイム・フェロー(助成金を得る才能の評価)
2013年、カーネギー賞(Carnegie Prize)受賞。
そして、ホイットニー・ビエンナーレには3度参加(1995年、2012年、2019年)している。2015年、マッカーサー・フェロー(MacArthur Fellows Program)を受賞。
2003-2009年、バード大学( Bard Colleg/ニューヨーク州アナンデール=オン=ハドソン)で教授として勤める。
2019年、ヴェネツィア・ビエンナーレ出展・・・

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Nicole Eisenman

Nicole Eisenman:今現在、21stの現代アートの核として、その評価は、高いのだ。


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