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(今日のART)写真家トッド・ヒドの世界

写真家トッド・ヒド(Todd Hido)の世界

トッド・ヒド(Todd Hido,1968- /アメリカの現代アーティスト・写真家)
そのアートワークは・・・
トッド・ヒドの郊外の風景の写真のほとんどは、孤独で長いドライブ中に撮影されているのだ。
そして、作品の主な主題は、反射した太陽光線や窓から注ぐテレビの照明のように、アメリカの風景の中の自然光と人工光のテクスチャーで映し出す。
トッド・ヒドは、ベクトル(方向性)のない写真を撮るが、ネガを一緒に編集し、場所との出会いを表す画像を生み出すまで加工の操作をしている。

「ドキュメンタリーのように撮影するが、画家のようにプリントをする」-Todd Hido
彼はまた、彼の妻や元ガールフレンドを含む彼のモデルである人物をフィーチャーした多くのインテリアショットを制作している。

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無題 2010

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by Todd Hido

略歴とアートワーク
1968年、ケント(Kent, Ohio/オハイオ州)生まれる。
1986年、セオドア・ルーズベルト高等学校
1991年、タフツ大学でBFA
1991-1992年、ロードアイランド州プロビデンスのロードアイランドスクールオブデザインで学ぶ。
1996年、カリフォルニア芸術大学(CCA)で、MFA。
現在、トッド・ヒド(Todd Hido)は、サンフランシスコを拠点とする。彼の初期の作品の多くは、全米の都市部と郊外の住宅写真に関係する。
その後、彼は人物、主に女性ヌードをインテリアに含め、田舎の風景を描くようになる。
2018年、トッド・ヒドは、Bright Black Worldをリリースした。これは、環境を強調した米国外での最初の作品でもある。

(ご参考までに)
トッド・ヒドは、アルフレッド・ヒッチコック、エドワード・ホッパー、スティーブン・ショア、ロバート・アダムズ、ウォーカー・エバンス、ナン・ゴールディン、エメット・ゴウィン、ラリー・サルタン、アルフレッド・スティーグリッツ、アンドレアス・グルスキー、リネケ・ダイクストラの影響を受けていると述べている。
アート、そして、文化というものは、先人の影響下にあって構成されるものなのだろう・・・

#現代アート #写真の現在形 #学術

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