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(ART:今日の一枚)シーザーの死:ジャン=レオン・ジェローム

この絵画は、ジェロームは、その事件「シーザーの死」そのものではなく、その直後の出来事を描いている。

(cc) シーザーの死(The Death of Caesar)/ジャン=レオン・ジェローム-1867
Oil painting campus 855×1455mm

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ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme, 1824-1904/仏の画家・彫刻家-歴史シーン・オリエントの描写)

ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)は、紀元前(BC)44年の3月の3月15日にローマで暗殺された。この絵画は、ジェロームは、その事件そのものではなく、その直後の出来事を描いている。ジェローの滑らかで洗練された技法で、それは描かれている。
この大惨事を、絵画(視覚メディア)に与えた現実の幻想として・・・・・(客観視したイメージと文化という事だろう)- ご参考までに、シェイクスピアの戯曲では、「ブルータス、お前もか」(ラテン語:Et tu, Brute?)の直後のイメージ化だ。


(註)ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme, 1824-1904/仏の画家・彫刻家-歴史シーン・オリエントの描写)
歴史画、新古典主義(18th中旬-19th初頭にかけて、荘重な様式をもとめた、ギリシアの芸術が模範)、アカデミックアート(欧州の芸術アカデミーの影響下で制作)、そして、オリエンタリズム(Orientalism)の画家だ。
また、ジャン=レオン・ジェロームは、後継に大きな影響力を与えている。


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