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(今日の一枚)哲学と文法:ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノのフレスコ画

哲学と文法:ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノのフレスコ画
"Philosophy and Grammar”(哲学と文法)- Fresco by Gentile da Fabriano.

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(cc) Philosophy and Gramma - Fresco by Gentile da Fabriano.
そこには、リベラル・アーツ(liberal arts/生きるための力を身につけるための手法)が、トリンチ宮殿(フォリーニョ、イタリア)の惑星のホールでのシーンだ。
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(Gentile da Fabriano, 1360 or 1370頃 - 1427/イタリアの画家)

繰り返すが、寓話レトリック(教訓を目的の短い物語からの修辞学)と算術を、イタリア語の土語(どご/Vernacular/社会方言)の時代に、イタリア語の標準化に向けたTrinci宮殿(フォリーニョ、イタリア)の様子が、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノによって描かれている。

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ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(Gentile da Fabriano):
イタリア、ゴシック期(Gothic/12-15thの建築様式・美術・哲学にも及ぶ)に、ファブリアーノ(Fabriano/イタリア中部)で生まれ、イタリア各地で活躍した著名な画家。
国際ゴシック様式(ゴシック美術でも、14世紀後半から15世紀前半にかけてブルゴーニュ、フランス、北イタリアで発達した様式)を代表する画家の一人だ。

(註)土語(どご/Vernacular/社会方言)についての思考はシモーネ・リーにおいても・・・
このアートコラムは、「作品」そして、その周辺の文化や作者自身の内面等を追ったアプローチをしております。
いわゆる「イメージと文化」に焦点をあてて、ごく短いコラムにしております。今回は、21st型の現代アート作家-シモーネ・リーから、その土語の流れで、このコラム(ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの一枚のフレスコ画)に至っております。


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