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イメージと文化 - 覚書

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2019年10月の記事一覧

写真家 Luigi Ghirri -フィクションと現実の狭間

ルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri 1943 – 1992 イタリア) イタリアの芸術家であり、現代のカラ…

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写真家 Stephen Shore - それはコンテンポラリーアート

スティーブン・ショア(Stephen Shore 1947年- US,NY) コンテンポラリーアートとしての写真の…

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エリザベス•ペイトン-深い肖像画

エリザベス•ペイトン(Elizabeth Joy Peyton 1965- US) スクールオブヴィジュアルアーツ(NY)…

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写真家アジェ - 近代写真の父

ジャン=ウジェーヌ・アジェ(Jean-Eugène Atget, 1857-1927 仏) アジェはフランスの写真家…

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「もりください」-東京アダージョ

#東京アダージョ - Tokyo Adagio 「もりください」-東京アダージョ(私的な・・) もう、十…

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Karen Kilimnik -女性としての新しい具象を追う

Karen Kilimnik (1955- US) カレン・キリムニック(Karen Kilimnik)は、ペンシルベニア州フィ…

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写真家 Joel Meyerowitz - 日常と非日常

ジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz 1931- NY,US) Joel Meyerowitzは、アメリカのストリート、ポートレイト、ランドスケープの写真家。 オハイオ州立大学で美術を専攻した後、CMのアートディレクター、デザイン関連の仕事した後、フリーランスの写真家となる。 アートディレクターの時代に接したロバート・フランクに触発され、1962年頃から、ストリートのスナップをカラー写真で撮る。 当時、まだ、カラー写真を芸術として考えることに問題視された

写真家 Walker Evans - ドキュメンタリーの先人

ウォーカー・エバンス(Walker Evans -1903~1975 US) 合衆国ミズーリ州セントルイス出身の写…

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写真家 William Eggleston -その色彩はビビットカラー

ウィリアム・エグルストン( William Eggleston 1939- Tennessee, USA) アンリ・カルティエ=ブ…

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放送技術を変えるネット世界(ジンバルの内部を探る)

放送技術を変えるネット世界 ジンバルは、重厚なスタビライザー(ステディカム-移動撮影のブ…

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視覚メッセージという架空世界

映像という架空世界(Video, fictional world.) #イメージと文化 私的解釈 (1) 現在、視覚メ…

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シトロエン(Citroen)の挑戦と文化的偉業

カーデザイン史 #イメージと文化 #デザイン シトロエン(Citroen)の挑戦と偉業 歯車作りか…

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金属民具のリサイクルと近代デザイン

金属民具のリサイクルと近代デザイン 1)鉄、それは一般的な金属 世界の金属の9割以上は、鉄…

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自動車の発生による「産業構造の変化」

自動車の発生とその周辺(英国でのパラダイムシフト) 日本の自動車は、なぜ、左側通行なのか、それは、明治政府の単なる英国のロジックの模倣ではない。 イギリスの文化に傾倒するには、1つの合理性がある。 1920~30年代当時の英国は、車社会の先進国であった。 英国には、1922年には96社の自動車会社が存在した。 それは、ただ、ガソリンという燃料で移動するだけではなく、徐々に貨物車の存在が大きくなった。 その自動車という移動体、そして、トランスポーテーションの発生は、村から、町へ