キャパシティビルディング講座2024|レポート Vol. 00「2024年度は16人の受講生が集結!」
キャパシティビルディング講座2024
~創造し続けていくために。芸術文化創造活動のための道すじを“磨く”~
芸術文化と社会の関係性を広い視座でとらえ、受講生が取り組む課題解決や新たな価値創造、目標達成に必要な思考力やスキルを多面的に磨く連続講座です。
レクチャー、ワークショップ、ディスカッション、面談などを通じて、講師、ファシリテーター/アドバイザー、受講生が対話し、分野横断的なネットワーク構築を支援しながら、受講生自らの事業や企画の実現に向けた場を創出します。
アーツカウンシル東京の人材育成事業「アーツアカデミー」の1プログラムとして2018年度よりスタートした本講座は、2023年度から東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」に運営を移し、実施しています。
2024年度は16人の多彩な受講生が集まりました。
2024年度 受講生 全16名(50音順、敬称略)
石塚晴日(いしづか・はるひ)|舞台芸術制作者、俳優
遠藤ジョバンニ(えんどう・じょばんに)|ライター、合同会社きゅうり
川嶋信子(かわしま・のぶこ)|琵琶奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師、琵琶ひとひら会代表、まなびわ信絃会主宰、日本琵琶楽協会会員
葛木 英(くずき・あきら)|脚本家、演出家、俳優、ワークショップ講師
篠原美奈(しのはら・みな)|アートマネージャー、「あちらこちら」主宰、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻博士後期過程2年
白井莉奈子(しらい・りなこ)|独立行政法人 国際交流基金、文化事業部 美術チーム 主事
新谷昂大(しんたに・たかひろ)|会社員、劇団ZERO-ICH(制作)
野村善文(のむら・よしふみ)|株式会社 PortPort 代表取締役
古澤百花(ふるさわ・ももか)|大学生
本多麻衣(ほんだ・まい)|豊島区役所 文化商工部 文化デザイン課 文化芸術推進員(会計年度任用職員)、フリーランス 番組制作補助業務
松田愛子(まつだ・あいこ)|多摩美術大学 社会連携部社会連携課(常勤嘱託職員)
松永かおり(まつなが・かおり)|東京都世田谷区立砧南中学校 校長、全国造形教育連盟委員長、東京都中学校美術教育研究会副会長、独立行政法人国立美術館の教育普及等に関する委員会委員
モスクワカヌ(もすくわかぬ)|劇作家、劇作家女子会。メンバー、劇団劇作家 所属
森 紀明(もり・のりあき)|一般社団法人Cabinet of Curiosities 代表理事、作曲家
森田諒一(もりた・りょういち)|演劇チーム「あくびがうつる」メンバー
山本タカ (やまもと・たか)|劇団「くちびるの会」代表、劇作家、演出家、脚本家
私たちの社会は少子高齢化や格差、国際情勢の変化、気候変動などの課題に直面しています。さまざまな施策が進められるなか、芸術文化領域においても新しい制度への対応や活動基盤の見直し及び拡充に向けた取組が行われています。
このような創造環境の背景や課題を踏まえながら、本講座はこれからの芸術文化創造活動の担い手の自発的な学びや思考、協働を促進するようにデザインしています。
なお、公募選考による受講生を対象とした対面の連続講座が基本ですが、第2、4、6回講座は一部をオンライン公開し、どなたでもご覧いただけます。
これから、本講座の様子をnoteでレポートいたします。お楽しみに。
キャパシティビルディング講座2024
キャパシティビルディング講座 2024【オンライン公開講座】
東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」
アーティスト等の持続的な活動をサポートし、新たな活動につなげていくため、2023年10月に総合オープンしました。オンラインを中心に、弁護士や税理士といった外部の専門家等と連携しながら、相談窓口、情報提供、スクールの3つの機能によりアーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートします(アートノトは東京都とアーツカウンシル東京の共催事業です)。
アーツカウンシル東京
世界的な芸術文化都市東京として、芸術文化の創造・発信を推進し、東京の魅力を高める多様な事業を展開しています。新たな芸術文化創造の基盤整備をはじめ、東京の独自性・多様性を追求したプログラムの展開、多様な芸術文化活動を支える人材の育成や国際的な芸術文化交流の推進等に取り組みます。