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KURKKU FIELDS/クルックフィールズ

木更津にある、『KURKKU FIELDS/クルックフィールズ』でカプーア(ANISH KAPOOR)や草間彌生さんたちの作品を観てきた。

実をいえば、子どもたちに畑や畜産(酪農や養鶏)との接点を作りたい、とかんがえ、新春企画(?)で開催していた野菜の収穫&ピザづくり体験がメインの訪問だったのだけど、こっちも相当に良かったのでメモ。

個人的には、カプーアの「Mirror」と、草間彌生さんの「無限の鏡の間」が特に良かった。

カプーアのMirrorは、昨夏に新潟の朱鷺メッセでも見かけたけど、こんな色合いの作品は初めて。しかも、個室で他人を気にすることなくゆっくり作品と向き合うことができるので、今まで気づかなかった鑑賞方法を見つけたり。
*鏡の中心と同じ高さで、ゆっくり作品に近づくと面白いです。

草間さんの作品は、屋外展示の作品も良いけど、この鏡の間が非常に秀逸。ここもタイミングが良ければ貸切状態で観賞できるので、ぜひトライしてほしい。

ちなみに草間さんの「無限の鏡の間」は、一緒にいた大人たちを尻目に長男が楽しそうに撮っていた写真の内容を後で知らされ、奥さんと2人でちょっと感動。

ちなみに、そんな男子のウケが一番良かったのは、イベール(FABRICE HYBERT)さんの「べシーヌの人」。まさかの全身小便小僧。あそこだけじゃなくて、顔からも体からも、さらにお尻からも噴水してる。これを先に見つけて教えてくれた長男と、顔を見合わせて思わず爆笑しちゃったよ。これはずるいなぁ。。だいたいの人は初めて観たらわらってしまうのでは?

そんなおもしろアートもあるKurruk Fieldsは、収穫体験(しかも珍しいハーブや変わった&おいしい野菜ばかり!)ができたり、ブラウンスイスのミルクの試飲やピザづくりもあったり。会場全体が農場として、一次産業の現場担っているのが良いな。身近な「食」の川上に触れる、貴重な場所だと思う。うちの小学生の子どもたちにとっても楽しい場所だったみたい。お土産に買った、シャルキュトリーの鹿のハムや猪のソーセージ、豚のジャーキーもおいしかったな。

今度は、もう少し暖かい時期にタイニーハウスにも泊まってみたい。よくあるバンガローとも、キャンピングカーとも違う、ちょっと楽しい宿泊ができそう。先の楽しみがまたひとつ増えました。


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