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経済発展のためのコンテンツが生まれるための教育


皆さんこんにちは!初夢は高校生や息子と登山をし、2日目の夢で柏木由紀さんのお悩み相談受けてました、織田です。

夢ってどうなってるん。

■理想の神戸像と自分の中のプチ変化

実は昨年末ぐらいまで、織田は、この行き過ぎた資本主義社会、格差が増えるばかりな中で、

ものごとの「質」ではなく、量とかばかりが着目され、

わかりやすいものばかりが広がるアテンション経済がすごく嫌いで、

 

だからこそ、神戸はそのアテンションから外れて、

地元で質を。そのために神戸は農地も多いから、政令指定都市の中ではローカルの食材など自己人関しつつ、

外部からの風邪も常に吹き、村化を抑える。

 

たとえ戦争が起ころうとも、食料を自給して、資本主義に乗っかるもいいし、

資本主義から片足でたようなサンクチュアリにって、ウェルビーイングと挑戦を両立した都市になるといいな、

と思っていました。

 

今もそのベースは変わらないですが、昨年末、アンカー神戸で行なった中堅社員交流会で、

神戸の歴史を改めて学び、その後も自分で調べていく中で、自分の中で少し大事なことの一部が変わったので共有です!

■なぜ神戸港の開港したか?と、経済発展の重要性

まず、なんで神戸港を開港したのか?&なぜ日本を戒告したのか?を調べた際、

陰謀や説も色々あれど、徳川家の力も弱まり、将軍が早死にしてまだこどもの将軍が生まれたりとかという容認もありつつも、

 

一番は、当時力を持っていたインドと中国に対し、

英国がちょうど産業革命がおこり、その英国がインドのアヘンを中国に流して、中国から銀を受け取るような裏の貿易を仕掛けて、

その結果中国国内が疲弊、それを皮切りに中国が英国と戦争をして、中国が敗れた。その際中国が不利になる片務の条約が結ばれた。

 

その前後で、ペリーが日本に何回か来て接触し、そのアヘン戦争で中国を破った圧力から、日本は開国を迫られた、

その際に、横浜と神戸という地形的に大型の船が往来できる2つの港が開港した、と認識しています。

 

現代だと、戦争なんて、すればするほど双方の国は疲弊して損だとわかっているから、どうせしないだろうと思っていたけど、

武器を作らないとGDPが減るアメリカなどの国もあれば、エネルギーや資源、領土、まだまだ戦争をする理由は残っていて、

 

例えサンクチュアリ(鎖国的聖域。当時の江戸も)を作ったとしても、そういった戦争をにおわせた外圧から、

サンクチュアリはこじ開けられる。

 

だから、外部に対抗できる力と、そのための経済成長は重要、と思うようになりました。

 

また、今、出口治明さんの本が書いた歴史の本を読んでいるのですが、

やはり閉じた文化のところは外圧でこじ開けられるので、サンクチュアリの一筋縄ではいかないんだなーと今は思っています。

■日本の経済発展のために何が必要?

じゃあ、経済成長をするためには何が必要か?を考えている中、

先日ある方と話していて、改めてですが、

 

強力なコンテンツから、外貨稼ぎが必要と思い、

 

ただ、コンテンツというのは安定感はないと思っています。

 

任天堂も3DSで赤字を掘り、ハードを出しながら、それがヒットすることもあれば、外すこともある。

コンテンツはマジックでありアートなので、再現性だけでは語れないのが難しいと思っています。

 

だからこそ任天堂は高い利益率で、その多産多死が当たり前なコンテンツビジネスを支える仕組みを作っていると認識しています。

 

そのためにハードを作り、そこにソフトを差し込むことで、低コストで多様なコンテンツを提供できるようにした。

また、他のソフトメーカー企業が任天堂のそのハードやカセットなどに乗っかる構図を作り、

ソフトメーカーの情報も握れる構造にしている、と認識しています。

 

そしてコンテンツ作りには

多産多死+磨き込みが必要なので、

コンテンツがたくさん生まれる環境と、それら磨き込みができる環境

これらの設計が大事で、

 

さらにもう1つ大事なのは、人と個性だと思っています。

 

統一均一教育ではなく、他と違う考え方や、個性を磨くための教育が重要と思いますが!!!

■教育都市神戸、へ


そこで、昨年からずっと思っていることの1つとして、

神戸は「教育都市」を打ち出せたら強いんじゃないか?と思っています。

 

まず、神戸で事業をする理由があるとしたら

1)住環境

2)神戸愛

3)港を活用したもの

4)その他神戸の地場や、神戸でしかできないこと

だと思っていて3)4)はジャンルが狭く、情報社会の現代で、ここから増える!という風にはなりづらいと思ってます。

 

ほんでほんで、実際、ここ1~2年で

神戸に外から移住をしてきている面白い人20名ぐらい昨年会っていますが、

 

多くが

・パートナーが神戸出身

・自分が神戸出身

・教育を理由に移住

です。

■明石は子育て、神戸は教育?

明石は「子育て」への支援をしていて、それも重要ですが、

神戸は「教育の質」を打ち出していくのがいいじゃないか、と思っています。

 

他の市町村の教育委員会の方はたくさんお会いしたことないですが、

神戸の教育委員会で織田が接したことある方は比較的皆さん素敵な方が多く、

UIKでも教育委員会さんと実証をすることが多いですが、

それって他の都市では少ないんじゃない?と思っていて、

 

新しいことも行なっていきたい人は多めなのかも?と思っています。

 

あと、個別でも知り合いの起業家さんが個別で神戸市内の中高で、校長先生と意気投合し、授業で色々実験している話も聞きますし、

あとは公立ではなく私立で言うと、

 

・25年前から探究型習い事をしている六甲山の上のラーンネットグローバルスクール

・多文化の歴史方なる?ドイツやカナディアンのインターナショナルスクール

・灘校など

という色んな学校もあります。

 

教育というのは宗教のようなものだと思っていて、

何が正解かなんてわからないから

結局は何を信じるか、どのスタイルが信じられるか、だと思うので、

 

公教育も私立も、多様な種類の教育がある場所としての神戸、

 

モスクも多かったり、港文化がある神戸だからこそできることなんじゃないか、

そうして、

教育を打ち出す方が、実は誘致に繋がるんかないか、

 

そして、そういった多様な教育土壌がある方が

より、「コンテンツを生み出せる人材」が育つのではないか、

 

と思っています。

 

新産業課の動きとはドンピシャではないかもですが、

今やっているKOBEワカモノ起業コミュニティや

参画推進課と一緒に実証中の創造教育事業なども関わってくると思うし、

KIITO,ちびっこうべ、そして地場にもたくさん教育を変えようとしている素敵な人もたくさんいて、

 

まだ仕組みまで考えられていないですが、公も私立も、どちらでも、

多様なタイプの教育土壌がある神戸、に繋がる動きを今年はしていきたいな、とも思っています。

 

それが行政の織田としてできればうれしいですし、

今関西学院高等部でしているように、個人ではいずれにせよ動いていくので、

より大きな動きとして賛同する方とともに、仕組みなどにできたらなーと思っています。

 

さらに来期から、小学生向けのアート探究授業をオンラインで実施する機会が増えると思いますし、

実は織田のアート探究授業は他にも数件、今はまだお受けできていないですが、要望をいただいております。

 

アントレ教育や探究、PBL、次世代教育者も関西、神戸市内でもたっくさん素敵な活動家や起業家さん、学生さんがいます。

この機会をどうにか動き、仕組み、ムーブにできないか、そんなことを考えています、、、!

 
ということで、織田の偏りがありますが、皆さんと一緒に作っていきたい、

興味ある方いたら、ぜひ教えてくださいー!^ ^

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