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未来の担い手

皆さんおはようございます!頭が寒くなるのでニット帽をかぶり始めるのですが、前日の髪の剃りが甘い日は、帽子を脱いでも毛玉が頭に引っかかって残ることがあるのですが、

その際は「まりもを育ててるんですか?」などで是非教えていただけると嬉しいです!織田です。

■探究とアートとアントレは従弟関係

日曜日は、関大梅田キャンパスで探究・アート・リベラルアーツの流れの教育で登壇してきました!

そこで参加者の方がイベントの感想でおっしゃっていただいていたのが、この「探究とアートとアントレは従弟関係」

全て「興味・関心・能動」から始まり、行動と実践に繋がるという意味で、織田も一緒だと思っています。

 

イベント自体は、27年前から探究、リベラルアーツを推奨され、その時から探究的・能動的になれる受験(受験のための受験ではなく、生き抜くための学びに)も提唱されながら、

現在も全国4都市で13の学年向けにレギュラーの授業を持ちつつ、

自身も社会での実践者、パラレルワーカー、ジャーナリストとして社会で実践しながら

教育現場と社会の接合と越境、発信をしている矢萩さんが本を2冊同時に出されたので、その出版記念イベント!

 

織田が授業やファシリを向上するために矢萩さんお授業にT-KIDS時代に立場も活用させていただきながら潜り込ませていただき、

授業のイロハを学ばせていただきました、、、!

 

織田は前半はインタビュワー、後半はアントレ教育やアート教育、アーティストの立場で一緒にワークをさせていただきました!

 

ちなみにその出された本も、

 

●1つは過去から現在での教育や受験の変化、

学校だけではなく、家での声がけの重要性とそれを考えるきっかけがたくさんありつつ、

現代で変化している中学受験の面白問題も一部入っていたり

子どもが「学びたくなる」育て方  「話す・探す・やってみる」で生きる力を伸ばす

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%AD%A6%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%8D%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9-%E3%80%8C%E8%A9%B1%E3%81%99%E3%83%BB%E6%8E%A2%E3%81%99%E3%83%BB%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%82%92%E4%BC%B8%E3%81%B0%E3%81%99-%E7%9F%A2%E8%90%A9-%E9%82%A6%E5%BD%A6/dp/4478116474/ref=sr_1_1?qid=1667173280&s=books&sr=1-1

 

 

●もう1冊は中学受験や今の教育について、キーマン数名とのインタビュー本。

こちらも現代の中学受験の今の面白問題など盛りだくさん!

新装改訂版 中学受験を考えたときに読む本 教育のプロフェッショナルと考える 保護者のための「正しい知識とマインドセット」

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E8%A3%85%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E5%8F%97%E9%A8%93%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%9C%AC-%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8D-%E7%9F%A2%E8%90%A9/dp/4576221655/ref=sr_1_2?qid=1667173280&s=books&sr=1-2

 

気になる方はぜひ!^^

 
■未来の担い手

イベントには親御さんや教育関係者さんはもちろんですが、

そのお子さんも7名ほどいました!

 

その子達は、きっと、

常日頃から、親が行くような場でも面白そうであればついて行き、

フラットに、一緒にワークなどに参加しているのでしょうね!

 

そして、そういった多様な年代で一緒に

・未来の自動販売機を考える

・家の部屋割りを考える

・好きなアニメや漫画を人に伝えるための展示を考える

と言うワークをしたのですが、

 

中学受験だけでなく、今後は

「答えはない。だからこそ大人もこどももみんなフラットにできる」

 >場合によっては子供たちの方が面白かったりいい答えになったりもする

というような問題が多く出されるとともに、

 

是こそが社会で自洗する上での思考力などが問われる実践的な学びだと思っています。

 

ということで今日は一旦ここで区切り、実は織田は明日から3日間、

関西学院高等部の生徒たちと文化祭準備などもあり、お休みをいただくのですが、

 

そこでも生徒たちと

「生徒たちが2学期、自分で作りたいと思って作って、時に躓くときは大人と一緒に考えて進める」

といった、ものによっては織田もどう進めたらいいかわからないものを

展示するための準備をしてきます!

 

織田も学び多く、むしろ、若い人が現代をニュートラルに普遍的にとらえているケースも多く、

そういった社会に出ていないからこその普遍的回答から学ぶことも多く、

(社会に出ていながらも普遍性は問い続けられますが、社会に出てからそれができなくなる人も多いと思っています)

 

一緒にフラットに、彼らの高校最後の文化祭の思い出になればいいなと思います!

 

高校の方は外部の型NGなので、生徒さんと保護者さんだけですが、また共有します!^^

 

■「なんで人を殺してはいけないのか?」


ちなみに、そのほかで矢萩さんのイベントで出た話!

 

「人は殺してはいけない」という前提に立った場合、

「なんで人を殺してはいけないのか?」を生徒たちに毎年聞いていたみたいです。

(これも矢萩さんが、4都市13学年、のレギュラー授業をしているからこそ、定点観測アンケートに価値がより一層出ますね、、、!)

 

すると、ある年までは「人口が減るから」という回答が多かったみたいです。

しかもある年年々増えていき、東北の震災前は半数ぐらいになった?と聞いた気がします。(織田の認識違いだったらすみません!)

 

こどもたちからすると、「人を殺す」がリアルではなく、

テレビやメディアで流れてくる少子化の話などの印象が強く、

こういった回答になったのでは?という仮説がでました。

 

その後震災がありました。その後また同じ質問をした際、

 

増えたか、減ったか、そのままだったか?

 

 

結果は、0になったらしいです。

 

やはり「死」がよりリアルに感じられるようになったことが大きいんじゃないかと。

 

逆に人、特に学生は得る情報が限られ、社会常識とかの概念もない中では、

こういった偏りや流れなども結構顕著に出る、

特にこのSNSで意見が拡散され、メディアがそれをまた拡散するような情報環境だと、

そういう偏りは結構加速しがちと、織田は思います。

■未来の担い手の意見

これは少し極端な例でしたが、若い人たちは、この世の中を高い感受性でとらえています。

 

それに対して、変だなとか、いいなーとかいろいろ思っていき、

その人たちが未来の社会を作っていきます。

 

しかも探究学習が進めば進むほど、若い人たちが社会に携わる、

社会に影響を与える度合いは増え、

 

そんな中、Z世代や若い世代と関わることは、

例え年配の方だとしても、その人が未来を予想・一緒に創る絵ですごく大事だなーと最近思います。

 

今いる人で、一番長く住むのは彼らですしね!

 

神戸市でも若い意見をもっと聞く、活用する、反映する、という意見やそのための実証などもありますが、

本当に重要だなーと思い、

 

若い人たちが街に貢献できる、そんな余白やフィールドは、行政として提供していけたら面白いなーと思っています!

 

現在では

・三宮プラッツ

・神戸市二号館や雲井通バスターミナル

・あと直近ですと、神戸市への意見箱のデジタル化

など、今もそういった動きがありますが、

 

民意を聞けて、それを反映する、

 

そんな市民が作る街、市民主体の行政

言うは易しですが、目指していきたいですね!

 

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アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!