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夢で神主になると・・。

今朝みた夢の話です。
昨日参拝に行った影響なのか、とても強烈だったので、なぜだろうと考えていました。笑えるけど、ちょっと思うところがある内容です。(他人の夢の話ほど興味ないものはないでしょうが、どうぞお付き合いくださいませ・・)。

僕は神主になっていました。
祖父が勤め上げた宮崎の愛宕神社のような場所。山の上の小さな鳥居と、山小屋のような小さな境内。

そこで、僕は朝の支度をしてました。下着一枚で!
コーヒーを飲んでいたら、急に参拝客の若い夫婦が玄関を開け.「祈祷をしてもらいたいんですが・・」と入って来ました。
僕はなんせ下着一枚なので、慌てて「ちょっと待ってください!」と玄関を閉め、外で待っていただきながら、急いで正装に着替えようとします。しかし、袴の着方などがわかりません。剣道部の時と同じように取り繕ってみたののの、今度は上着もありません。
どんどん焦ってきて、なんとか言い訳をしながらも、正直「早く帰ってくれないかな・・」と思いました。

次の日です。  
この前の反省を生かして、今度は朝早くから正装し、参拝者を待つことに。そうして迎えた方の前で、祝詞(のりと)を読み上げようとした時に、祖父から受け継いだであろう本のような物に、読むべき祝詞が見当たりません。どこを読めばいいかもわからず、どんどん汗が出て来ます。参拝客は訝しげにこちらを見ています。僕は頭が真っ白になりました。

また次の日です。
今度こそちゃんと祝詞を読もうと、事前に本を調べました。すると「この箇所だ!」というところが見つかりました。そして、参拝客の前で、三度、祝詞を読み上げようとしました。
しかし、直前になって、どのページかわからなくなりました。隣にいた坊主頭の方が「12ページですよ」と教えてくれました。これぞ天の助け!と思って12ページを開いたのですが、なんと空白です。
またも汗が吹き出して、必死にページをめくるのですが、小さな祝詞の文字がゆらゆら揺れて、よくわからなくなりました。
言葉が出ません。なんでもいいから言葉を出そうとしても、出ないのです。。

そのうち、台風で玄関がばーんと倒れ、ガラスにヒビがはいりました。

そして、飛び起きました。5:50でした。外は明るく、隣の部屋では、赤ちゃんと妻が起きてました。
「もう起きるの?」と聞かれましたが、こんな最悪の気分でぐったりしてるのに起きてる場合じゃないと思って、もう一度短く寝ることにしました。

明るい寝室で、昨日見た神社の鏡を思い浮かべました。銀色に光っている鏡・・。それでも寝ることはできませんでした。

ーーー
さて。この夢が何を表しているんだろうと考えてました。そして、こう思ったんです。

「僕の心の神域に、どんどん他人の感情が入り込んでいる。神経を蝕んでいる。守らなければ」と。

僕が新人神主だったとしたら、祝詞がわからないことは仕方がないかもしれません。なんの経験もない画家がいきなり神主になればそんなもんでしょう。
しかしそれだけのことではないような気がします。僕は確かに、あの境内に長年住んでいる気配がしたのです。
しかし、大切な神域で汗まみれになって、祝詞すらもわからない。つまり、自分の感覚、ミッション、使命すらもあやふやになっている。。

結果、朝起きて、ヘロヘロになってて息子を自転車で送り、その原因となった昨夜のやりとりを考えていたら、足を路肩にぶつけて、危うく捻挫をしかけました。

夜は特に気をつけなければ。自分の感性を守らなければならない。無の空間、つまり夢(む)。ここを浄化していかねばならない。
それには、今日一日の過ごし方が大切だなと思いました。

みなさんも、自分の時間に入り込んでくる大きな声、あらゆる感性、想い、意図、要望などにお気を付けてくださいね。

大切な「心の資産」が失われていくかもしれません。

おしまい。

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