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家系図

2019年の記事です。
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今日は家族の記念写真撮影の日でした。

その中でも記念に残したかったのは、我が子と家系図の写真。
祖父の代で閉山した神社から、2年前に保管した家系図の写しの一部とともに、撮影していただきました。

幼い頃、祖父から夢物語のような「長友家」の歴史を聞いてきました。
それもずいぶん曖昧になってしまい、父のリハビリが進み、言語が回復したならば、もう一度聞いてみたいものです。

平安の藤原氏から長友へ。
伊東市の伊東家家臣から日向国へ。
弓の腕前で長い友という名をいただいた話。
大阪で商人だった話。
曾曾祖父の代から神主として多くの方々を祈祷し救ってきた記録の一部も見つかりました。

今こうして画家として、いろんな人生の学びをさせていただく中で、その歴史を丹念に記録し続けた祖父や、絵の手ほどきをしてくれた父。
脈々と続くご先祖様の命の先に、目の前の息子が存在することに、心の深いところから、有難い、有難い、と感じる日々です。

僕の画家たるテーマ。
「命に向き合い、祈ること」

家系から影響を受けているとしか思えません。
家業は継ぐことが出来ませんでしたが、画家という立場で表現を変えて、命に向き合い、祈り続けていく姿勢は変わりません。
そして、母方は教育者の多く出る家系です。
絵画教室も、その影響があるのかもしれません。

長友として、なぜ神主ではなく画家になったのか。
遠い祖先には絵師や仏師でもいたのか。(実際僧侶もいらっしゃいました)。
ご先祖の彼岸は、その集大成たる私自身が、その先に超えていくことではないだろうか。

母は、継がれる字の「茂」「清」「平」の中から、「平」を選び、
「心平」と名付けたのだろうか。

この現代をどう生きていければいいのだろう。

問いは果てしなく続きますが、今日この日を大切に絵筆を握りたいと思います。

長友心平

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