見出し画像

3歳の息子の言葉に教わること。

立体の箱に色塗りをしていた時。とても真面目に黙々と絵を描いてる息子をみて。

「真剣に描いてるね!」と言ったら、

「真剣じゃないと、描けないよ」と答えました。

おっ・・!と思いました。

時々、会話にドキッとすることがあります。

「た、たしかに、真剣じゃないと描けないね。その通りだ」と答えました。

絵を描く、ということの真髄なのではないでしょうか。
どれだけ真剣に向き合うか。その純度は、その人によって違います。

プロであればあるほど、真剣な時って、どうなんだろう、、と考えて、たぶん「やったことないこと」に挑戦するときが、必死な真剣さがあるのではないかなと思いました。

昨夜、息子が保育園から帰ってきて言った一言。

「どうして、綺麗な夕焼けを描いてるの?」

「夕焼けだね」ではなく疑問系なのが、おっ!と思うのです。

そのことで、「どうして自分はこの絵を描いているのだろう?」と改めて原点回帰に戻りますね。

しかも、「綺麗な」と言ってくれるあたり、絵を見て綺麗、と思う感性が育ってくれてうれしい。

あるクリスマスイブの日に、野外コンサートで、アカペラの歌手が「いのちの歌」を歌っていたのを聞いて、しんみりと、

「どうして悲しい歌なの?」と聞いてきました。

そういう感受性が、とても大切だと思います。それ以外に、画家の夫婦の一人息子として、何が必要なんでしょう。

感受性。
心が豊かに育ってもらいたいと思いつつ、まだまだ保育園ではおもちゃの奪い合いで泣いたりする3歳児です・・汗。


おわり。

よろしければサポートお願いいいたします。こちらのサポートは、画家としての活動や創作の源として活用させていただきます。応援よろしくお願い致します。