残り176日 小規模事業者持続化補助金の応募の準備
日曜日。昨日の通り、週末は基本的に休みの日にしている。なので、今日は、制作はせず、デッサンを少しと、PCに向かって小規模事業者持続化補助金の応募の準備を少々。
あとは、夫と食事に行って、そこで直近に仕入れた画廊や画家の情報を整理し(夫に伝えることで頭の整理)、今後の自分のやることを整理。
夫との食事が仕事の一環
夫は、会社で管理職や経営者の経験があるので、意思決定が私よりも明確で強い。もちろん、私なりのやり方のほうが私なりに自身があって、夫の言うことが腹落ちせずに、アドバイスを無視することもあるけれど、現状唯一腹を割って現状を話せる相手が夫である。自分の脳と感情を整理するのに、夫との食事の時間はとても大事。
直近、秋以降のイベントの出店者募集の連絡が立て続けに届き、出店のスケジュールをどうするか考えていた。
実際、私の売上は、イベント出店が全体の8割なので(残りの2割はオンライン)、イベントに参加しない=売上がない ということに直結する。売上を考えれば、可能な限り出店するのが正しい。
残り半年、屈伸をして飛ぶ準備
しかし、初日の投稿に書いた通り、今年の残り176日は、売上やお金のことを気にせずに制作に打ち込んでみることに決定。夫にもそれを伝え、了解を得る。今、目の前の売上を慌てて追っても、これまで以上に飛躍することは出来ない。だからこの半年で、ぐっと膝を曲げて堪えて、次の潮目で高く飛べるように準備をする。
Tokyo Startup Gateway という東京都主催のビジネスコンテストに参加していた時、ゲストスピーカーの投資家が「潮目を読め」と言っていたのが、今も心に残っている。市場やトレンド、自分の力量、俯瞰して潮目を読むのが大切。自分で事業をやるようになって、ますます「潮目」って重要だと思う。
とはいえ、お金は必要
売れない画家をたくさん見ている画廊のギャラリストの方も「バランスが大切。お金も大切。」と仰っていた。お金を稼がない覚悟はしてみたものの、お金がなくて自由も成長も出来ないのであれば、それは苦しいだけなので、ここは少し手と頭を使ってお金を活用したい。小規模事業者持続化補助金は、以前も活用させていただいて、その際、色んなアドバイスや支援をしていただいて、客単価を上げることが出来た。資金に限度がある私は、今回もこれを活用して、飛躍の準備をしたいと思っている。
小規模事業者持続化補助金の活用
小規模事業者持続化補助金は、うまく活用できればとても有効な仕組みだと思う。でも、書類作成などの経験が少ない方には非常にハードルが高いので、私の周囲の個人事業主にオススメするのは正直難しい。
こういうタイミングで、私は会社員の経験があってよかったと思う。知らない人に読んでもらう、または説得する資料を作った経験があるし、期日を守る、読みやすく加工する、必要な書類を指示通り揃えて提出するみたいな事が普通に出来る。その上、小規模事業者持続化補助金の担当者と交渉や説明をする事なども、煩わしいことはあれど、出来る。補助金を貰うのだから、当然適当に申請して、簡単に貰えるお金ではないものの、基本的な事が当たり前に出来るというのは、今や強みだと思う。
前回の申請は、私もコツが分からず、細かくややこしい申請をしてしまったせいで、基本的な事が出来るはずの私でさえ、度々電話で不備などを指摘されると、何度も諦めてしまいそうだった。そういう意味では、ハードルは高い。しかし、どうにかやりきり、最終的に補助金を活用できた。
一度すべての手続をやってみると、なんとなくコツが分かっているし、うまくポイントを掴んで必要な費用の一部を支援して頂けたら、何よりもありがたい。
制作ではない、画家としての飛躍の一歩
小規模事業者持続化補助金の応募の資料を記入してみると、いやがおうにも自分のビジネスを分析し、ブラッシュアップする機会になる。自分の事業と改めて向き合って、何故私が絵を描くことをするのか、何が課題で、どうしたら解決出来て、どうやって補助金を活用して、それで誰が喜ぶのか、何が変わるのかを自分で目の前のPCに書き出す。
時につらく、難しい、自分との対話。今日、休みの日で制作には手をつけていないけど、画家としての仕事の大切な作業、飛躍するための一歩。