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これからの時代は、行動に「目的」はいらない、かもしれない…。

お知らせ

10月11日、18日、第2回となる「魁!!覚醒塾、オンライン寺小屋 2days」を開催します。

目醒めのための濃厚なグループセッションとワークです。少人数(限定8名)なので、個々に質問などがたくさんでき、対話を通して、様々な気付きを促します。お申し込みはこちら(残席2名!) → 魁!!覚醒塾。オンライン寺小屋2days

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西洋と東洋の思想哲学、宗教観、風習、考え方。すごく感じるのは、西洋的、欧米的な感覚って『目的達成』への意識が強く、東洋は『在り方そのもの』への意識が強いということ。

宗教やスピリチュアル的なものでも、東洋は「瞑想」に対して、欧米は「祈り」だ。

『瞑想』は「ただ在る」という、存在そのものに委ね、全体的になり、自我を無くし、神と同一化していく。

対して『祈り』は(基本的に)、願望ありき、目的ありき、そして、神と自分との関係性なので、あくまでも『自己』という意識は明確だ。

もちろん、両方の中に、それぞれの要素はあるし、東洋人でも西洋的な人もいるし、西洋人でも東洋的な感覚の人はいるから、あくまでも“平均値”として話している。

そして、最終的には、神と人は、やはり一つになるので、瞑想も祈りも、行き着く先は同じだ。

日本、いや、世界中が、戦後、つまりここ70年は、西洋的、欧米的な価値観で運営されている。資本主義であり、少数派より、多数派の正義を公使する合理主義であり、能率重視、効率主義。

おかげで、我々の文明は発展し、テクノロジー社会になり、物質的に恵まれ、たくさんのものを所有し、便利な世の中になったのは事実だ。

しかし、失ったものも多くあり、人々は時間に追われ、お金に追われ、生活に追われ、物質に囲まれてスペースをなくした。

おおらかさ、ゆとり、隣人やコミュニティのつながり、心の余裕。家を見てもそうで、もっとスペース(空間)があってしかるべきなのに、あなたの家はどうだろうか?多分、収納スペースにも、ぎっちり「もの」が詰まっている。なにせ、“収納の多さ”は、部屋選びの基準のひとつだ。

我々は、本当は時間も空間も、もっともっとたくさんあるはずなのに。

人より「多く得ること」のため。子供の頃から、そう躾けられ、教育された。それは、言い方を変えると“洗脳されてきた”とも言える。

何もしないと、置いていかれる。
競争に負けると、悪いことが起きる。
1秒でも無駄にしてはならない。
将来に役立つことを覚えないとならない…。

そんな風に、ずっと生きてきた人が、たくさんいるだろう。

こちら、俺の音楽の良き理解者で、いつも演奏や編曲やら、たくさんお世話になってる、音楽家で心理コンサルタントの『大塚あやこ』さんのブログ。ぜひ、合わせて読んで欲しいです。

そう、まさしく「そのままではダメになる」という、信念(ビリーフ)が、我々の骨の髄まで染み込んでいる。

ちょっと、恥を忍んで、自分のためにも、ここに個人的な話を書かせていただく。なぜなら、自分自身が、そうはわかっていても、まだまだ息子に対して(そして多分自分自身に対しても)、そういうビリーフがたくさんあって、信頼し切れていない事に、ちょうど気づいたばかりだったからだ…。

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