〈動画〉1000日間の瞑想が人生を変えた
瞑想することで脳の形が変わる。自分が若い頃からやっていた体験や海外の研究を元に瞑想の有効性について訴えている動画。
概要の説明
瞑想には脳の形を変える効果がある
・不安などの感情を司る扁桃体の働きを弱める
・理性や思考を司る前頭前野の灰白質を増加させる
・自覚力を高める島皮質まで肥大化する
その結果として以下の生活上のメリットがある
・集中力の向上
・気分の改善
・不安・ストレスの減少
・睡眠の質の向上
・幸福感の向上
・自己管理能力の向上
瞑想の納得して行うために。その脳器質的変化の具体的説明。
●扁桃体の神経細胞が減る
ここは不安や恐怖を司るアーモンド型をした脳の部位。
原始時代は大きい方が良かった。
ここが発達することで外的への恐怖に対応することができる。
ただ、現代ではおそってくる獣などはいない。
しかし扁桃体はそのまま。だから不安が過剰になってしまう。
瞑想を行う事でこれらの神経細胞が減るという報告がある。
●前頭前野の肥大
脳の前の部分に位置しているもの。扁桃体の抑制を行う。中でも前頭極というところが肥大する。感情を抑制することができる。
脳が理性的な状態になっているので努力しなくても理性的に行動できる。
●島皮質
悪習慣が改善される。自分を客観視する力が島皮質が拡大することで増加する。携帯を見ている時、自分が携帯を見ているということを自覚し自分で止めることができる。意志力や気合いとは一線を画す。努力しなくてもそれができる状態になる。要するに自己管理能力が高い努力脳になるということ。
●その他:記憶を司る海馬の灰白質が拡大する・前帯状皮質ACCが拡大する
以上の器質的変化がある事で冒頭で述べたメリットが発生するとのこと。
また、以上の深掘りした事実を把握する事で内発的な動機を高めることにつながり、そのことが瞑想の効果を高めるとも述べている。
瞑想のやり方:一般的に説明されてる方法
●ステップ1:フォーカス
椅子に座って姿勢を正して手を楽な位置に置く
眼を閉じる
自分の感覚に集中する。
※このとき自分の内側・外側どちらに感覚がもって行かれるか。
内側は呼吸やわき上がってくる思考。
外側は聞こえてくる音や臭いなど。
主観で大丈夫。どちらが自分の感覚に飛び込んでくるのか。
人にもよるが、環境に依存する部分はある。
そして飛び込んできた感覚に集中する。
一つの対象に意識を向ける集中するという感覚をつかむ。
評価はしない、観察する。
感じる物を事実として認識する。
ステップ2:リフォーカス
最初に自分がもって行かれた感情とは別の対象にフォーカスする。
内面に意識が向けられていたら、今度は外側に意識を向けてみる。
意識を集中する時に意識がそれることがある。
それを自覚して、元に戻すのが大事。
つまりリフォーカスすることが大事。そのための練習。
これはステップ1より難しいが、負荷をかけることで瞑想力が高める。
●どれぐらいの時間やったいいか
最初は3分から。簡単だし、それぐらいの時間から効果が現れる。
長期でやった方が効果は大きい。
大事なのは欲張らずに行う事。
瞑想をやると整う感覚があり、癖になってくる。
欲張らずに小さくやっていくことがすごく大事。
終わりに
この瞬間が積み重なって人生が形成される。
今この瞬間を生きることで幸せが生まれる。
今に没頭することが動画のテーマだが、これは難しい。
ただ、その一助となるのが瞑想という名の科学的脳ハック術である。
注意
メンタル疾患を抱えている人はかかりつけ医に相談してみてから実施。
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