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女性性を輝かせる男性性

最近、ご依頼された鑑定書を同時並行でいくつか作成していて、気がついた事があります。

そういえば、、、。

noteで星読みを始めてから、金星や月にハードアスペクトがある方や天体が合になっている方々の出生図が多かったのではないかしら???と。

今更なんですけど、、。

いつも、かなりハードなアスペクトを持っている方から依頼をいただく事が多いのですが、振り返ると、女性性関連で傷ついたり、悩んだりしている方がとても多かった気がするのです。

もちろんいつも全体性をみて読んでおりますが、結局のところ、「女性性をどう扱うか」を根底の問題としてもっている方が多かったような気がします。

よく考えたら、私はヨッドの頂点が金星で、これでもか!というくらいにきっついアスペクトでがんじがらめなので、相当な圧がかかっています。12ハウスの月が金星とスクエアなため、インナーチャイルドと心の不安定感と女性性が常に混沌としている状態でした。

金星をしっかりと学ぶために生まれてきたといっても過言ではないはず、、、。

と、ふと思ったので、少し女性性について思いついた事をまとめておきたいと思います。男性性と女性性の統合については以前から解説しているので、以下のマガジンを参考にしてください~。


さて、一般的に占星術では、金星は、女性性、喜び、感性、芸術などを表します。

ヌーソロジーを提唱している半田さんは、冥王星意識体であるオコツトとのチャネリング情報で、金星について以下のようにまとめています。

金星とは、融和化を行う力。
進化の方向に精神を換えるところ。

ヌーソロジーについては以下に少しだけまとめています。


ヌーソロジーでいう融和化については、私もまだうまく説明できないのですが、半田さんのXのつぶやきで、位置の融和化とは人間が社会を行き交っている情報の群れに関心を失うこと、と言っているのをみつけました。

その他のヌーソロジーの融和化の説明を読んでいて自分なりにたどり着いた解釈は、要するに融和とは外ではなく、内側へとむいていく力なのかな?と私は思いました。外から内へ融和する感じ。

例えば、親の目や周囲の目など、社会(外側)に意識がむいている状態から、自分自身(内側)のほうを意識する状態になるということなのではないかな、と。

外に意識がむいていると、周囲や学校に合わせるのが普通になりますよね。けれど、自分のほうへと意識を向けると、自分の内側の感覚で社会や学校を見られるようになる。
そしたら、こういう社会のシステムっておかしくない?自分には合ってないよな、、、と気付いていく。自分の感覚を取り戻す。

また、精神が私達の意識を表しているとすると、金星は、進化(本当の意味において)の方向へ向かわせるものである、と解釈できるのかなと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、バシャール(ダリル・アンカがチャネリングしている)が、「情熱やワクワクを追いなさい」とよく言っているのはこの金星意識の事なのかな~、と思いました。

つまり、、、

金星は、内側の喜びとつながり、真の進化へと促す意識のこと。

あとは、ヌーソロジーでは、金星は感性や知覚を表しています。占星術では芸術も表していますが、感性や知覚を表現したものを、現実の世界ではアートとよぶからなんでしょうね。

しかし、どうして金星が時に女性性と絡んで解釈されているのか、という話なんですが、これは、そもそも地球に生まれる魂を二極化して進化をはかる際に、外へ向かう力と内へ向かう力とに振り分けられたからだと思います。

外へ向かう力は男性性と結びつけられて、内へ向かう力は女性性と結び付けられていった。

金星とは、元々内側へと意識をむける力ですから、女性性とむすびついたのかな~、なんて思います。本当はもっと複雑なのかもしれませんが、、、。

もちろん、私のマガジンで以前書いたように、月や月関連は、女性性と深く関わっているので、女性性を表すのは金星だけではないです。

それにしても、女性性は長い間ずーっと虐げられてきましたよね。

月と金星にハードアスペクトをもっている私は、

女性は男性のサポートをするべきである。
男性に主導権を渡すべきである。
女性は男性を癒やす存在であるべき。
外で獲得するもの(お金、地位など)は優。それ以外は劣。
男性に求められるものは与えなければいけない。
男性に庇護されるためには何でもしなければいけない。

といったイメージを獅子座の月が勝手に描き、その通り行動することに駆り立てられていたのでした。牡牛座の金星だから受け身になりやすい、という弱点をついて、見事に12ハウスの月が洗脳意識をおくっていたのです。
自分で自分を洗脳してた感じ。それが、見事に現実に反映されていた。こわい〜!

どうあがいても女性性の劣等感が抜けない時期が長かったのですが、それもそのはずで、そうすることで、究極的な金星の使い方を身をもって学ばざるを得なかったのだ、と出生図をみていて理解しました。

私の場合は、自分がその時感じる喜びを、時間をかけて集めて形にしていったのですが、その軌跡がnoteなのです。そうこうしているうちに、noteがきっかけで、仕事もプライベートにおいても、変革していきました。(まだまだその真っ只中)牡牛座に天王星が運行してきた数年間なので、天王星のおかげでもあります。

金星星座によって、何に喜びを感じるかというのは様々。

そして、今なら言える。
女性性は素晴らしい!!と。

女性性は、
痛みや悲しみに向き合い、寄り添い、
戦うのではなく、その痛みを受け入れる性質があります。
感情を味わい、それを表現する力の源になります。
感情や感性を通じて他者とつながる事ができます。

月関連の闇と向き合い、真の喜びをしめす金星意識を大切にすることで、私の意識は180度変わりました。男性性も素晴らしいとは思うけれど、女性性も本当に素晴らしいのです。

社会で傷ついている大半の方は、男女問わず、自身の内側の女性性の扱いに悩んでいるか、つながっていない場合が多い。

人が生まれて最初に触れる女性は母親です。だから、大元をたどると母親が原因になっている場合がほとんどです。それは月やブラックムーンリリスから読み取れます。そこから派生してキロンにも傷ができるし、ダークムーンリリスのあるハウスにも傷がつく。

内側から喜びを感じられる人生にするためには、月から生まれた痛みを受け入れることが大切です。キロンの傷も。そして、受け入れてしまえば楽になる。

起きた出来事や内容は、結局は問題ではないのです。
起きた出来事を受け入れるかどうか。
受け入れるということは、女性性を発揮していることになるのです。
そして、その感情を味わい、表現し、誰かのために役に立てるだけ。

役に立てよう、と意識した時に、やっぱり男性性も必要になってきて結局太陽意識へ向かって自己の統合が果たされます。

ただ、最近思ったのです。太陽を使って輝いて前へ進もう、という意識よりも、

自身の女性性(金星や月)を輝かせるために、男性性(太陽)を使う

と考えたほうが良いのではないか、と。

今までさんざん虐げられてきた女性性が、やっぱり最後の主役は太陽(男性性)だよね。なんて納得できないと思うのです。

太陽の光は強いです。けれど、もしも太陽が、「僕の光は君達(月、金星)のためだよ。君達を美しくするために僕は存在しているんだ」と言えれば、月も金星も最終的に満足するのではないでしょうか。

これからの私の星読みは、そうした女性性を大切にする観点をもっと取り入れていきたいな~、と思いました。

ちなみに、これを思いついたヒントは、かつては大暴れ(?)していた父が、今ではすっかり大人しくなり、母に頭が上がらずに全面的に協力姿勢をみせているため、家の中がとても平和になっているな〜と感じたからでした。www

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