過去のたらればよりも、現実のカードに目を向けよう 〜個人的エッセイ〜

個人的に5連休の3日目。趣味のポケモンにハマり、結果的にブログなどのやることをサボっていました。

たまたま実家に帰省して、金曜ロードショーで「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」をテレビで放送していて、テレビ離れをした自分は久しぶりに最後まで見てしまいました。

今回はそれに少しだけ関係する、個人的な考え方についての話です。

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早速のネタバレしてしまうけど、この作品のポイントのひとつが「もしあの時、〜だったら」という、過去の選択をやり直すところ。

ヒロインが拾ったガラス玉の中に何か書いてあるのは気付いていたのだけど、終盤でようやく「if」の文字だとわかった。気づくのが遅すぎる（笑）。

打ち上げ花火が綺麗だなと、コロナの影響でリアルに見ることができない自分にとっては、良い目の保養になれた。恋愛関係の話も、コロコロと過去の選択を変えたことで、良い感じのところで落ち着いた。

それらの意味で、久しぶりにテレビ越しで映画を眺めることができて心底良かったと思えた。ただひとつの気がかりを除いて。

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話題を変えて。私はこのような過去に対する「if」と言うか「たられば」の考え方には、少し違和感を覚えてしまう。

ある研究で、人間は1日で9000回もの選択をしているらしい。確かに、それだけ試行回数があれば、理想的な結果に行き着くようなこともあり得そう。

ただ、今回のように選択した場合に対する結果を受け入れずに、過去に戻ってやり直すようなことは、現実にはできるはずがない。

それよりも、自分が下した選択の中で、ベストな道を常に探し出す方が良いのでは。本気でテレビを見ながらそう思えてしまった。

前にも書いたけど、与えられたカードの中で何ができるかを考える方が建設的で、実にリアルな考え方だ。

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そんなことを言う私だが、そんな偉そうなことが言えるクチではない。

ダイエットのために余計なものを口にするのは控えるべきなのに、実家に帰省して食べ放題と栄養バランスを崩した状況へと化したこと。連休なのでブログのことを考えると言いながら、ポケモンに時間を費やしているなどなど。

なので、まずは上に書いたようなこと、与えたれたカードでのベストを尽くすように、しっかり反省と行動を毎日繰り返すようにしていきたい。

今日はそのためにも、午後の用事よりまだいぶ早めに家を出て、スタバを見つけてブログを書いている。自分のやりたいことをするのも良いけど、自分を律するために下したひとつの行動である。

過去を書き換えるというのは、言わば夢物語。自分の選択を尊重して、それでもできることを常に模索して行動に移す。少し捻くれた見方なのかもしれないけれど、今回のことを通じて、私は自分の考え方を最復習することができた。

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こういうスタンスを決め込んで、期間こそ短いが、いま自分にできることを探し続けたことで、自然と「もしあの時、〜だったら」という思考は頭から消えた。以前はかなりそういう考え方に縛られていような気がする。

今も若干尾をひている。だけど、一歩ずつ前に進むことがだいじで、今のカードに向き合うことができたら、かなりの御の字だと思う。そんな連休の3日目でした。