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まあるい自分を思い出せる場所|瀬戸内ダイアログビレッジ

瀬戸内ダイアログビレッジ体験記・かほ編

瀬戸内ダイアログビレッジ
西瀬戸内海に浮かぶ倉橋島にあるゲストハウス。よく寝て、よく歩き、よく読んで…余白を楽しむ宿。旅人と、地域と、対話する宿。


「こんなにも心から他人を尊敬できたことあったっけ?」

瀬戸内ダイアログビレッジに
4泊5日滞在して浮かんだ言葉。

初めまして、かほです。
29歳、人生のリセット期。

2022年の暮れ。東京から福岡に移住し、会社員を辞めた。その後は、絵を描いたり、巫女をしたり、瞑想したり、島へ行ったり。

「フリーランスになりたい!」「旅をしたい!」のように固い意志があったわけではなく「心に従おう」と決めたらこうなっていた。

そして、縁あって瀬戸内ダイアログビレッジに辿り着いたの。

到着してからの出来事は、別の記事に書いたんだけどね。

この記事ではもっと内面の"心の動き"を綴りたいと思う。

ここで過ごしていた時
わたしはまんまるだった

それは、能力や地位が"足りない"という欠けてる意識ではなくて、すでに全てが手の内にあって"満たされている"というまるい意識だったということ。



なんで"まんまる"でいられたの?
理由はいくつか思い浮かぶ。

その中でも3つ特筆してみようと思う。

1:ゆとりがある

ここでは"余白"が大切にされている。
よく寝る、よく歩く、よく読む。

そのためにいくらでも時間を使えばいい。
時間に追われたりしない。

2:そのままの自分が活きる

料理が好きな人がいれば、
絵が描ける人もいる。

外への発信が得意な人がいれば、
経験を自分の言葉で話せる人もいる。

ここに行きたい!という人がいれば
一緒に楽しむ人もいる。

好きや得意、性格や雰囲気。
みんなそれぞれ違うからうまくハマっていた。
自分ができることだけやってればよかった。

3:受け入れられてる感覚がある

話を聞いてくれる人がいる。
それも否定せずに。

良い悪いのジャッジはないし、
意見を闘わせることもしない。

深いしがらみがないからなのか。
自分も他人もゆとりがあるからなのか。

何かを話す時に恐れはなかった。
安心していられた。


こうしてまんまるな意識でいられたんだ。

欠けていると、埋めたくなる。自分が他人より優れていると示すことで安堵しようとする。

だけど、満たされていると他人を羨む必要がなくなるんだよね。

そのおかげで、一緒に過ごした魅力的な人たちを、純粋な気持ちで「すごい!」「すてき!」と思えたんだ。

わたしたちは光そのもので
それぞれの色で輝いている。

赤と青のどちらが綺麗かだなんて
考えもしないように
違う色同士で比べる必要はない。

そんなことをナチュラルに思える自分を
もっともっと好きになれた。

ここは瀬戸内ダイアログビレッジ。


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