すが総理の退陣表明がされた日に、本多平直粛清劇で表面化した野党の乗っ取られぶりとフジロックフェスの強行開催の背景を知り「なぜ、こんな時代に…」と途方に暮れてしまう。
さて、急に寒くなりましたね。私も調子を崩してしまってどうしょうもなくなってます。
しかも、今年は、好きな作家さんやある程度心配してくださってた方がたてつづけに亡くなられてしまってて、その辺りですでにかなり精神的に削られてしまってて…。
皆さんも、身体には気をつけましょう。そして、どうにかして生き延びていきましょう。死んで花実が咲くものか。的な。
さて、幾つか書くべきことがあるので書くために色々頭の中でこねくり回してる間に、すが総理大臣が自民党総裁選挙に出ないで今月中に総理を辞めると言う報道がありました。
https://mainichi.jp/articles/20210903/k00/00m/010/122000c
https://mainichi.jp/articles/20210903/k00/00m/010/337000c
https://mainichi.jp/articles/20210903/k00/00m/010/320000c
どちらにせよ、来月中までには衆議院選挙があるので、すが総理…私のように口の悪い人間はスガーリンと呼んでしまいます…が総理に居座ろうが居座らまいが、選挙はやらねばならない筈な訳で。スガーリンのあだなに恥じず、選挙を止めてしまうくらいやるのではないかと散々怖れていたのですが、まぁ、流石にそれは周りで止める人が少なからずいたのだろうとは思います。
米国も流石にそれやったらどうなるかわかってるな？的な事言ってておかしくないですし。彼らとしても、上手いこと言う事聞いてくれるかいらいみたいな人達が日本の政権に居座る正当性を他の国に示せなくなるのは嫌でしょうし。
前回の続きです…たぶん。
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政権交代の好機のはずなのに、余りに酷い立憲民主党と共産党のていたらくに、これでは二党に投票できないと思い悩む。
問題なのは、野党・とりわけ、立憲民主党と共産党のありようではないかと思っています。
前から書き続けてる、本多平直元衆院議員を辞職に追い込んだ問題にせよ、宇崎ちゃん騒動や碧志摩メグ騒動などに代表されるような「フェミニズム」を自称する・実際のところキリスト教系の右翼とあんまし変わらない価値観を上手いこと言い換えてるような人達に振り回され続けてる問題にせよ、他の幾つかの問題を見てても思うんですけど、極めて少数の人たちの身勝手で独りよがりな要望に答えることばかりが先に来てて・挙句の果てには人の道を外れたような真似を繰り返すような人たちに乗っ取られつつある。
今まで３０年間以上、立憲（や前身になる政党）なり社民なり共産なりに投票してきましたが、社民党はともかく、立憲と共産には今回は投票できないと考えざるを得ないくらい、危険な状況になってるように見えます。それこそ、落選させるために、小選挙区に限ってはあえて自民党に投票するべきなのではないかと（まぁ、比例には社民党の人が出るだろうからその方に投票しますが）、私ですら考えざるを得ないくらいに、危機的な状況になってしまってる。
立憲も共産も、「左の自民党／左のネトウヨ」に乗っ取られてしまってる。
立憲にせよ共産にせよ、今の状態だと、自民党や公明党や維新の会と変わらない程度に危険な考えを実践し続けてる人達の方ばかり見て乗っ取られかけてて、末端で苦しんでる人たちのことなど、利用できるかどうかでしか見ていないのがあまりにひどすぎますからね。
本多平直先生（あえて先生と呼ばせていただきます）を辞職に追い込んだ騒動があった後の世論調査で、自民党の問題もあってそれまでの約一カ月間伸びていた立憲民主党の支持率が下がる方向になってしまった。と言うのが、凄く象徴してるんじゃないかと思うんです。
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1629627044/539
https://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/graph_seitou.html
「左」「リベラル」を名乗りながら身勝手な考えを押し付け・身勝手な差別を正当化するような人々が野党を乗っ取り自公政権を手助けしてる。
極めて少数で、声が大きいけど身勝手で他人を無駄に差別し選別を好み、自分達の価値観を押し付けないと気が済まない人たちに乗っ取られつつ上に、それに対して枝野党首はじめ幹部たちが毅然とした態度を取らずになすがままになっているのを見てしまった事で、どこもダメだ。と言う感じになってる人が、ものすごい出てしまってるんだと思うんです。
前々回に詳しく書いたと思いますけど、強制性交罪（前の強姦罪）の性交同意年齢を引き上げて、１６歳未満がセックスをしたら、最低でも歳上の側は懲役５年以上にする。という風な事を法律にしたい人達がものすごい勢いでやってて・これは子供のためだなんだとマスコミなどで繰り返したりしてても、でも、実際に生きている子どもたちからしたらそういう事をされてもなんにも幸せにならないし実際に脅威に晒されてるような子どもたちは却って苦しめられてしまうわけですよ。
性交同意年齢引き上げ問題に限らず、「正義」を盾にするイデオロギーでリアルに苦しむ子供と若者などを更に追い詰めてる人たちに与野党問わず乗っ取られつつある。
救われてない子どもたちや救われてない大人たちが、より追い込まれる・自分一人で抱え込まなければとんでもない迷惑を掛けたりトラブルを引き込んだりするから隠し通さないといけない。そういう風に追い込むことでしかないし、本多先生はその事を指摘していたのに、身勝手で独りよがりな道徳観と誰かに重い罰を与えれば弱い人が救われるというような幼稚きわまりない価値観しか持たないでやってきうたような人達が、マスコミに都合いい話だけ流したりまでして本多先生を潰して・性交同意年齢の引き上げに反対できないような政治的状況を作っただけではなくて、自分達が政治を牛耳るんだ。とばかりに立憲民主党だけでなく共産党も、下手すると自民党ですらジェンダー問題に関しては乗っ取りにかかってる訳です。
https://wezz-y.com/archives/82750
しかも、この人たちは、「推定無罪原則や法の下の平等では被害者を救う事が出来ないから時代遅れだ。自分達が善悪を審判して被害者がもっと人をさばけるようにしないといけない」って、中世の様な事を「２１世紀の進歩した価値観」だから受け入れなきゃダメだ。とかおおっぴらに言い出した訳で。
https://togetter.com/li/1756682
https://togetter.com/li/1753329
https://togetter.com/li/1750995
そんな、中世のヨーロッパや日本の様な法律じゃなくて少数の限られた人達が全てを決められてしまうような野蛮というより残虐なやり方を「アップデートされた進歩的な価値観」みたいに言える人たちを、立憲民主党も共産党も大事にしちゃってて、そういうのはナチスやスターリン時代のソ連や毛沢東時代の中国でものすごい犠牲者出してもいるやり方だから進歩でもなんでもない。ってマトモなこと言う人たちを攻撃するのを止めないで結構加担しちゃったりしてる訳です。政党としては。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2020/iso703.html
こういうのって、この２０年間くらいの自民党や維新がやってきた事でもあるし、そういう風に自民党や維新を動かしてきた人達が、例えば北朝鮮や韓国の人たちや在日外国人の人たちへの差別とか敵意を煽ったり・実際の暴力事件を煽りつつも、韓国の情報当局の協力者としておかねを貰ったり情報を貰ったりして日本をそういう風に仕向けていた。と言うのが最近の韓国側の報道で明らかにもなって来ている訳です。
https://ameblo.jp/maria-magdalena000/entry-12411069796.html
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200914/pol/00m/010/002000c
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210809002600882
https://teji-magazine.net/2021/08/09/sakurai-yosiko/
要は、日本と韓国の「保守」を名乗ってる人たちが、グルで対立煽ってた…多分、金正日が権力握ってる時代の北朝鮮もそれにグルでやってた形跡が凄くある…と言うのがわかってきた中で、対立を煽りいろいろな法の原則と言うか沢山の血が流された末に出来上がった「知恵」のような物をぶち壊すために世論を煽るのがセットにされて起こってきたというのに、それと全くと言っていいくらいおんなじことを「左」を名乗ってやるような人たちに、自民党や維新と対立してきてる側すら乗っ取られつつある。と言う危機的な状況を起こしてる訳ですね。
立憲民主党の幹部も議員たちも知らない間に一部の人達が進めていた「性交同意年齢引き上げ」と「本多平直議員粛清劇」。
しかも、前回書いた直後に出てきた話なのですが、今回の本多平直先生が「排除」された過程、立憲民主党内では国会議員は勿論、執行部の幹部たちですら、その殆どが把握しないままに極めて少数の人たちによって事が運ばれ・産経新聞はじめとしたマスコミに情報が流され、幾らかのネットメディアやマスコミで本多先生を非難したり性交同意年齢の引き上げを正当化したりする記事が頻繁に出てきて、どんどん本多先生が追い込まれて行ってた事が明らかになって来てる訳ですよ。
最終的に、本多先生が離党を決めざるを得なかった「倫理委員会」「第三者委員会」ですら、開かれたということやどういう話がされたのかということを知らず・本多先生が辞めるという事を公表して事の経緯をツイッターなどでバラすまでは、そういう事になってることですら知らなかった議員さんや幹部がほとんどだった。と云う事も出てきた訳です。
枝野党首ですら、状況を把握したときには最早身動きが取れない状態にされてしまってるのが伺えますし、これを乗っ取りと言わないでどう言えばいいのか、はっきり言ってわからないです。
その様な人たちにダメだと言えないで振り回されてるような状態で、政権交代すべきだからって安易に立憲民主党を政権に就かせていいのか。ってやっぱり思ってしまうわけです。
横浜市長選で表面化した、悪政を変えようとする人を「野党共闘」の構図で排除していき悪政を深める人を採用する状況。
最近あった、横浜市長選で、立憲の会派にいて長年中田宏元市長や林文子前市長の余りにデタラメで身勝手で腐りきってる市政を追究し・特に子供の問題や教育政策の崩壊ぶりを留めるのに頑張ってきた太田正孝先生を推さずに、市長になった山中竹春氏のようなコロナ問題で大阪維新と組んでデタラメな事を言ったりしてきたような方を共産党や社民党まで巻き込んで推して、案の定就任早々からスキャンダルや過去のパワハラ問題が噴き出してしまってる上に、林前市長のデタラメな市政を変えずに引き継ぐかのような政策をたてつづけに出すような事になってるのを、日本全体で引き起こしかねない。とすら怖れてる訳です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c0e33812c6f1759ac9f64a81dc1baab86ada664
https://news.yahoo.co.jp/articles/e584ee7781df9e807940e6afaedd2e29c08e7f67
https://tadatabilife.hatenablog.com/entry/2021/08/23/072643
今回だけに限らず、社民党を分裂させるために水面下で色々動いて切り崩しをかけて来たということも、色んな意味で許せないエピソードを幾らか見聞きしてますし（社民党に残った側の方から、吉川はじめ議員をはじめとした立憲民主党に移った人たちや関わった立憲民主党の人達が人としてあまりにひどいことを近年繰り返してたという話を幾つか聞いてます。）、そのことやら消費税に関する態度とか、党内で主流に反する意見を出した議員を追い出した話とか…そういう事が積もりに積もって、自民党や維新もダメだし、立憲が政権についても、立憲や共産に、今ぶら下がってて主導権を握りつつあるようなるたちの悪い人達が自民党や維新とおんなじような真似をしだすのが目に見えてるしで…はっきり言って、どうしたらいいのか、私ですら途方に暮れています。
https://mainichi.jp/articles/20201114/k00/00m/010/310000c
https://mainichi.jp/articles/20210818/k00/00m/010/062000c
フジロック・フェスティバルが二年ぶりに開催されたものの…。
八月の下旬に、日本を代表する野外ロックフェスティバルのフジロック・フェスティバルが、二年ぶりに新潟の湯沢町で開催されました。
https://www.fujirockfestival.com/
元々反対論も多く、地元の人達からもあんましいいようには思われてなくて、開催直前に地元で廻された回覧板で色々とコロナ関係の問題について書かれてて怒りを憶えた地元の人が回覧の中身を暴露して、物議を醸してました。
https://harupisu.net/trend/fujirock2021/
https://kk-information.com/trend/?p=23521
https://togetter.com/li/1762403
フジロック・フェスティバルが開催に追い込まれた「進むも地獄・退くも地獄」の内幕が明かされた。
実は私の古い友人には東京都内でステージ音響を手掛ける会社を立ち上げて長年頑張ってる方がいるのですが、その方が彼女の人脈もあって初期のフジロックフェスにがっつり関わってたという辺りのことも含めて、フジロックが開催されてしまった事について色々と思いや内実を書いてるんですね。
文章自体は、彼女の性格もあって極めてエモーショナルで感情的なので読む人を凄く選ぶと思うし感情的にムカつく方もいるとは思いますが、ぜひそこを頑張って読んでほしいと思います。
https://www.facebook.com/anamizu.miki/posts/4334509676642539
フジロックについては色々意見が分かれていますね。 それぞれの立場によって変わってくるでしょうから、意見が分かれるのは仕方ない事です。 私はもうずっと関わっていませんが、苗場になる前の豊洲会場では運営側でした。苗場会場に決まった時も、前ロフト...
Posted by Miki Anamizu on Friday, August 27, 2021
冒頭だけ引用します：
フジロックについては色々意見が分かれていますね。
それぞれの立場によって変わってくるでしょうから、意見が分かれるのは仕方ない事です。
私はもうずっと関わっていませんが、苗場になる前の豊洲会場では運営側でした。苗場会場に決まった時も、前ロフト社長の故シゲ（注：小林茂明氏・2017年に54歳で逝去)さんから相談を受けたこともありました。橋を作るにはいくらくらいかかるのか？とかね(笑)。
99年でしたかね。思うところがあって、ロフトのピンクムーンスタジオの運営からも退いて、その後はフジロック等のメジャー系のライブ運営から退き、それらへのアンサーとして奥多摩GIGやニンジャマンズが運営していたMOUNT SYSTEM、廃校フェス、秘境祭、ぐるぐる回るなどのインディペンデント系の運営に回り、今に至ります。
でも、勿論、フジロックの中の事情も分かっていますよ。
私の意見はこのTHE BLUE HERBの方と概ね同じですね。
抽象的に言うと、やっても地獄止めても地獄。ならば地獄の中を進んで光明を見いだすしか無かったという事です。
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