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Reflection of I.

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"アート"に対する私の解釈。 私の価値観や人生観の反射。
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#表象文化論

「アート」は反射だと思う。

いくです。noteをはじめました。 前から、自分が考えてることをどこかにまとめたいと思ってい…

なぜ”オリジナル”はコピーより価値があるか

今日は今流行りのNFT(非代替性トークン)を用いたクリプトアートに(一瞬)触れつつ、”オリジ…

「美術館女子」から垣間見る真の偏見。

先月初めに、美術館連絡協議会と読売新聞オンラインが企画したウェブサイト「美術館女子」が炎…

「アートがわかる」がわからない

私は「アートがわからない…」と、日々アートを見て感じています。 でも掘り下げてみると、私…

皮肉なことに、「バンクシー展 天才か反逆者か」はBanksismを体現している

先日、こういう旨の相談を頂きました。 「バンクシー展 天才か反逆者か」を見に行きたいので…

「盗めるアート展」とアートの価値

6月のある日、来場者が自由に作品を盗める珍しい展覧会「盗めるアート展」を7月10日から7月19…

100日後に死んだワニと物語的死。

「100死ワニ(100日後に死ぬワニの略)」に対しての意見の多くは「余韻を乱すようなメディアミックスの展開」への批判ですが、今回はそれを隅に置いておいて、「100死ワニの根底にあるもの」と「一般的な物語で語られる死」、そして「現実世界の死」について考えます。 2019/12/21に始まった、漫画家のきくちゆうきによる「100日後に死ぬワニ」はセンセーショナルな登場からネットの海を約3ヶ月強を駆け抜け、命日である''100日後''にはものすごい盛り上がりと、余韻を乱すようなメ