久しぶりに旧岩崎邸庭園に行ってみた🚲
いつもお馴染み！ぐるっとパスの９番「旧岩崎邸庭園」へ自転車で、片道10km。行って参りました！通常ですと入園料は大人400円です。そして健全なアクセスは「湯島」「本郷三丁目」「御徒町」「上野」あたりが最寄りです🚃
旧岩崎邸庭園（きゅういわさきていていえん）は、東京都台東区池之端一丁目にある都立庭園である。三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されている。
実は旧岩崎邸庭園、かれこれ3回目のお伺いになるかと。1度目は多分おばあちゃんと。2度目は大学生のとき。大学の頃から＜洋館＞が、たまらなく好きで、清泉にあるジョサイア・コンドル設計の本館 旧島津公爵邸もすごく素敵な空間でした。（今思うと本館スタッフやればよかったな…やっぱり何事も後悔する前にとりあえず色々やっとくべきだな）
だから、留学で行った上海 外灘、長崎、函館、弘前そして横浜元町も、とても好き。なんで洋館がこんなに良いのか
入口でぐるっとパスを提示したらパンフレットとポストカードを頂いて、いざ洋館へ！はい、もう素敵です。
ちなみに旧岩崎邸とは…三菱財閥の大元の方のお家なので栄華of栄華
1896年（明治29年）に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館である。木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りとする。お雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルの設計である。
はい、もう入った途端素敵。
どうでも良いですが靴を脱いで拝観するので、ちょっと今時期は脚がとても寒いです。解説のボード前には小さなカーペットがあるので、そこが憩いの場。
大広間に入る間の暖炉ですら素敵。鏡に2階へ続く階段が見えるのも素敵だし、赤い絨毯も素敵。この奥のお部屋には食堂とダンスホールが。
なんだこれ？なんだ？この完璧な天井。
この天井、模様が刺繍です。栄華of栄華です。下には実際に岩崎さんたちが使っているバカラが飾ってあります。「ひゃー（ブルジョアはこれだから）」なんて思うけど、お金や生活ランクに合わせた暮らしがあって、良いものを長く使っていらっしゃったんだろうし、身の丈にあった存在に見せるような物に囲まれておくのも大切なんだろうな…なんて思っておりました。
なんだこれ？なんだ？このかわいいストーブ？！
小学校のときのハロゲンヒーターも全部こういうのにしてほしい笑
2階に上がったら発狂しそうなくらい素敵なお部屋があります。なんだこの神配色。かわいいが詰まりすぎて、もはやトイストーリー感。ここはご婦人の間です。
なんだこれ？なんだ？この完璧な部屋。
金唐革紙でお部屋中張り巡らされています。
金唐革紙（きんからかわし、Japanese leather paper）もしくは金唐紙（きんからかみ）は日本の伝統工芸品である。和紙に金属箔（金箔・銀箔・錫箔等）をはり、版木に当てて凹凸文様を打ち出し、彩色をほどこし、全てを手作りで製作する高級壁紙である。
和紙にとても見えないくらいの頑丈な壁紙。そしてカッコイイ。職人の技って感じだ…
2階の廊下からの景色、文京区に絵画みたいな景色が広がっています。
和館をぐるっと回って外に出ると、あいにく庭園は改修工事中でしたが、最後にコンドルが設計したビリヤード場。これも重要文化財ですし、壁が金唐革紙です。男性たちの憩いの場でありながら、男の子たちが遊ぶ場でもあるんだって、贅沢！！壁に落書きとかしたら殺されるどころじゃなさそう笑
スイスコテージスタイルなんですって、横側が鱗みたいで、お菓子の家みたいでかわいい。
洋館やコンドルになぜここまで心惹かれてしまうのでしょうか？お姫様願望なのかな？タイムスリップした気分になるからかなあ？
おそらくは今ではほとんど見ることができない形や材質、そしてそれらが醸し出すノスタルジックな雰囲気に、詩的な非日常の空間を見るからでしょう。
たしかに、どこか知らない世界に来た気分になりますよね！特に函館とかは、空き家を景観を守るために保存していたりしていて。技術の細かさ、浮世離れしている感じ、優雅な気持ちになれるから洋館が好きなのかもしれません。時々洋館にとんでもなく最新の水洗トイレが付いていたりすると、不思議な気持ちになりますよね。でも、和館や機能性がくっついていたりして、共存している感じが素敵なのかも。
とにかく素敵でした。ため息が出ちゃう。
「お金を稼ぐことは簡単ではありません。そんな都合のいい話あるかよ」と隣に、マクドナルドでマルチの勧誘やってる子がいて、思ってしまいnoteで書きたいことがまとまらないのでここまでにします（笑）「アイコン怪しいと思うけどめっちゃ親切な人です〜」って言ってる段階でもう怪しいし、「めっちゃ働いてますね」って看護師ななんだから夜勤あるだろ。
では、また！
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