現代アートは楽しい!森美術館の「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」展を観てきた
京都芸術大学 芸術教養学科で勉強しています。
5月28日が2023年度春期のWS科目のレポート提出期限なのですが、27日にレポートを全部提出し終わった解放感でどこか行きたくなりまして、夕方から森美術館に行きました。
鑑賞したのは以下の「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」展です。
作品自体の写真は無いのですが、買ったポストカードの作品が印象的でした。
赤いほうは近づいて見ると数字がチカチカしている感じになっていて、0以外の数字になるそうです。
これ、以前行った角川武蔵野ミュージアムで見た作品と同じ方の作品だ!と思いました。
展覧会を見てると、前に見た作品とリンクしていくのが楽しいです。
右の写真は池で、きれいな池のシリーズが実際には何枚も展示してあるのですが、実はこれは戦争時にアメリカが落とした爆弾によって生じた池なのです。
一見美しい池の風景が、実は戦争の痕跡だというのはハッとさせられました。
李禹煥さんの作品もありました。
去年の年末に兵庫県立美術館で鑑賞したので、懐かしくなりました。
奈良美智さんの作品。
優しい雰囲気で見てて落ち着く作品でした。
髪の毛に色んな色が使われていますね。
ナフタリンという素材を使って作られた作品らしいです。
ガラスケースの中に靴の形をしたものが置いてあって、ケースには結晶らしきものがたくさん付着しています。
とてもきれいでした。
その他にも色々な作品が展示されていたんですが、どれも興味深い作品でした。
映像作品も観たのですが、考えさせられるものが多かったです。
私はまず説明文は読まずに作品を観てから説明を読むのですが、作品をただ観た時に感じたことと説明文に乖離があり、そうなんだ!となると楽しくなります。
元は公開処刑が行われた場所の写真とか、一見するとただの風景なのにそう言われると印象が違ってきます。
以前は現代アートってよくわからないトリッキーなことをしているだけで意味がわからない、何を感じれば良いんだろう?って感じだったのですが、最近は楽しみ方がわかってきました。
六本木アートナイト2023がやっていたようで、外にもいろんなアートが展示されていました。
軽く見て回っただけですが、こんな感じでアートが展示されていました。
レポート終わって解放感すごいし、アート鑑賞は楽しかったし、充実した一日でした😆
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