最新のお仕事|「企画漫画展 画業50周年記念 魔夜峰央原画展~パタリロ!ラシャーヌ!翔んで埼玉!!」レポート
ウェブサイト メディア芸術カレントコンテンツにて、フォトレポート ジェンダーフリーな人間愛 「企画漫画展 画業50周年記念 魔夜峰央原画展~パタリロ!ラシャーヌ!翔んで埼玉!!」がリリースされました!
展覧会はさいたま市立漫画会館で2023年11月26日(日)まで。
魔夜さんは50年におよぶ画業の中で、幅広い世代に長く愛される作品を生み出しています。とくに『パタリロ!』や『翔んで埼玉』は、近年になってからの復刊や舞台化・映画化により、リアルタイムで読んだことのない層からも新規のファンを獲得しました。
その間、マンガ界でも好まれる絵柄や笑いのセンス、時代のモラルに即した表現のあり方といった変化もあったはずですが、それにもかかわらず魔夜さんの作品は受け入れられています。
矢継ぎ早に繰り出されるギャグ、奇想天外かつ優雅で耽美な世界観(なにそれ)、ベタの黒が輝く美麗な絵柄、それらが闇鍋的に混ざり合い、真似できない独自のスタイルを生み出している。
その奇跡の調和は、魔夜さんのマンガ家としての力量と確固たるポリシーの賜物だと思います。
本展では原画はもちろん、ネームや私物といったプライベートな資料から、そのスタイルの謎に迫ります。
会期があと少しですが無料なので、めちゃくちゃ来てください!
*ここから埼玉の宣伝になります*
会場のさいたま市立漫画会館は、近代風刺マンガの祖・日本で最初の職業マンガ家である北沢楽天(きたざわらくてん)を紹介する、日本初のマンガに関する公立美術館です。実はとても記念碑的な場所なのですが、立地や規模から、あまり知られていません。
最寄りの大宮公園駅から漫画会館までは徒歩5分。その先のさいたま市大宮盆栽美術館では、樹齢数百年のとんでもないお値段のする盆栽を、オープンエアで洗練された空間で拝めます。この辺りは大宮盆栽村と呼ばれ、盆栽屋さんが集まる土地なのです。美術館自体は激渋なイメージもなく、のんびり植木を眺められますよ。
駅の逆側には、駅名の通り大宮公園があります。その中心となるのが武蔵一宮 氷川神社。日本一長い約2kmの参道をもつ、武蔵国にある氷川神社の総本山です。
他にも園内には、前川國男が設計した県立歴史と民俗の博物館、カピバラもいる小動物園(無料)、レトロな児童遊園地、野球場・サッカー場・競輪場が集まっていて、老若男女が楽しめるスポットとなっています。
そして、大宮公園駅から西にまっすぐ行くと鉄道博物館です。実物車両は42両、シュミレーターも複数あり、時間になると転車台(トーマスの車庫前にある回る床)も回転するし汽笛も鳴って大興奮!
そこから北にあるおふろcafeも気になっているんですよね〜。
意外に遊べる場所がたくさんあるので、大宮まで来ればあとちょっとなので、
よかったらぜひ来てください!
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