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日本画は写生を重要視する、その理由

たとえば写真は撮影者のフィルターがかかっているからではないか?

写生とは生を写し取るのだと、どなたかから聞いたか見たかしたのを覚えています。たしか大学の配布物か画家さんだったような。

屋外写生などでは、匂いや気温や室温を感じることができます。肌感覚で。五感をフルに使い、モチーフを写し取る。

写真や妄想とはちがう、自分の目を使って。リアルにその場にいる、ということで感じ取れる何か、があるのだと思います。

「講師(画家)の解像度がわたしたちとちがう」

最初のほうのスクーリングで受講生たちと話し合ったことがあります。これはインプットとアウトプット量の明確な差がある、という意味です。

それゆえ作品のクオリティの差にもつながります。

もちろん、その方ならではの色感や経験値などもあると思うのですが、初学者にはまず観察すること、技術を身につけること、これがまず一番のやるべきことではないか、とそう考えています。


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