いつから興味を持ったのか?
バイオリンの実物を間近で見たのは大学生になってから。学部に音楽学部が有ったのでバイオリンを専攻する人がいました。その時は特に興味も示さずでしたが、POPSの世界に上田知華+KARYOBINと言うピアノ五重奏団が現れたのです。世はY・M・O全盛時代、私もシンセサイザーにはまっていました。まだサンプリングと言う物は無く周波数のみでしたので、私は単位にならないのに音楽心理学の講座を受け随伴騒音の論文を書いたりしていました。そこへ現れたピアノ五重奏団は大変に新鮮でバイオリンと言う生楽器に興味を持ったのです。
学部に当時音楽教育学科と言うのが有り、音楽学部と言っても8割がたピアノが占めていました。その人たちは単位を取る関係上第二楽器をやらねばならず、まとめてバイオリンを買って1年授業を受け単位を取れば楽器は用無しと言う状態だったので、それを借りて来て鈴木鎮一バイオリン指導曲集読譜の練習何て本を安かった(¥750)ので買って来てギコギコと春の歌なんぞを練習していたのが始まりです。
就職しなければならなくなってバイオリンは弾か無くなりましたが(独学ではさっぱり分からんのも理由ですが)上田知華+KARYOBINの活躍は続いておりコンサートやライブを見に行ったりもしました。やがて仕事が本格的に忙しくなるにつれ忘れて行き、定年の60歳過ぎてからまた思い付いた訳です。最初は何処に習いに行こうかさんざん悩みましたが、2年でタイスの瞑想曲を目指す大手には疑問が有り行きませんでした。そんな時ネットで先生を見つけたのです。
私の先生は上田知華+KARYOBINの第二期KARYOBINから解散に至るまでビオラを弾いていた方です。ありがたい出会いでした。丁寧に教えてくださいます。だからなかなか前進しませんが、最近は先生も前進しない私にちょっとあきらめ気味で小さい子供と同じ事をやっていても飽きるだろうから好きに弾いていいよとおっしゃいます。と言う訳で今はロンドンデリーの唄などを練習しているのです。
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