財務担当者に求められる人格とは
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
今回は、私が考える財務担当者に求められる人格ついてお話ししていきたいと思います。
以前に経理と財務の違いというお話をさせて頂いたことがあります。
簡単にいえば経理は過去の実績を記録するもの、財務はその記録をもとに会社の方向性に合わせた資金繰りを作るもの、ということで守りと攻めになります。
だからこそ、経理担当者と財務担当者は別でおくべきだという考え方があります。
さらに私からしてみると経理は日々の業務がありますが、財務は正直毎日いなくても成り立ちます。
(なので、財務人材を別で雇用するにはコストがもったいないのでアウトソーシングもありなのではないかと私は提唱しています。)
本題です。
経理というのは日々の記帳業務を行なうわけですから、実直でミスのない仕事振りが求められます。
では、財務はどうでしょうか?
・社長の考えに共感できる。(同じ方向性を共有できる)
・資金調達に精通している。
・社員さんたちとコミュニケーションが取れる。
・企業を俯瞰して捉えられる。(客観的に会社を見られる)
・社員ではない方が良いこともある。
・社長に対してはっきりと意見が言える立場にある。
こういったことが考えられます。
私自身、丁寧で綺麗な言葉で伝えることよりも、たとえ少し汚い言葉遣いになったとしても正しく伝わる言葉を選んでいます。
経営というのは非常にスピード感があります。
ゆっくり考えて提案をしていては、経営者に置いていかれてしまいます。
(置いていかれるような財務担当者だったら要らないと経営者は思うことでしょう。)
タイムリーに助言ができるよう経営者とはできるだけ密な情報交換が求められます。
相談や情報をもらやすいような関係性を事前に築いておくことも重要です。
御社の身近にいる財務に関する相談や実務に携わる担当者はいかがでしょうか?
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