昔の世界地図

クリストファー・コロンブス〜アメリカ大陸を見つけた男〜①

コロンブス

日本史で学ぶ世界一周にまつわる人物といえば、コロンブス、バスコ=ダ=ガマ、マゼラン。すごいなとは思うけど、全然名前を覚えられなくていまだにわからない笑

今回は最初に出てくるコロンブスについて書いていきます。

本名はクリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)、イタリア人です。最初にアメリカを見つけた人物として有名です。

コロンブスは1451年に父ドメニコ・コロンボと母スサナ・フォンタナローサの間に生まれました。10代の頃から船と関わるようになり、父親の仕事を手伝って船に乗ったのが船に関わる最初のきっかけでした。

船の仕事を行なっていた、ある日に他国の船との戦いが起こり、コロンブスはポルトガルに移り住むことになりました。そこで妻フェリパと出会い、結婚します。

結婚後には妻のゆかりの地ポルト・サント島やアフリカのギニアまで夫婦で行ったという話しています。実際に本人の持っていた神学者の書いた本の「熱帯地方には人間は住めない」という箇所に「実際に行ってみたが、熱帯にも人は住んでいた」と書き込んでるそうです。

気になったことは書いてみたい人なのかもしれませんね!

コロンブスは様々な場所に旅した後、積極的にスペイン語やラテン語などの言語や天文学・地理そして航海術の習得に力を入れるようになりました。

当時はすでに地球球体説は一般に信じられていたのですが、実際に一周した人物はおらず、ヨーロッパの西側からどのくらい進めばアジアにつくかわかっていませんでした。コロンブスはヨーロッパとアジアまでの未知の領域へ興味を持っており、その距離についてかなり短いという意見の支持派でした。そのためコロンブスはヨーロッパからアジアまで西回りで行くことに現実性を感じていました。

実際、北緯28度におけるカナリア諸島から日本までを実際の10,600海里に対しコロンブスは2,400海里と見積もっていたようです。(これには中世キリスト教の普遍史観から、世界はヨーロッパ・アジア・アフリカの3大陸で成り立っているという概念があったことも関係しているようです。)

アジアまでの西回り航路に興味を強く感じていたコロンブスはスペインやポルトガルで修道院や王族に援助を求め、航海を行えることとなった。

②に続く↓

https://note.mu/around_the_world/n/n59e51bebc88c