見出し画像

スウェーデンの大学・大学院留学時の医療事情

スウェーデンの大学または院にEU圏外から留学すると、学費がかかります。それに加えて、月々8,340sekの経済力(2019年現在)を提示しなければならないので、けっこーお金がかかるのです( ˙꒳​˙ )そこで心配になるのが、医療費。

滞在中、医者に掛かる必要があったらどうなるの?事故に遭ったり、倒れてしまったり、不慮の事故にあってしまったりといった、もしも事態の場合は?そこで知っておきたいのが、留学生向けの保険制度です。

FAS

留学生の経済的な負担が考慮され、1年以上スウェーデンの大学または院に留学する場合、医療的なサポートを受けることができる場合がほとんどです。その保険は、FASと呼ばれています。

一旦は治療などに掛かった費用を自分で負担する必要がありますが、必要事項をこの書式、Insurance Claimに記入し提出することで、掛かった費用が一定の範囲まで戻ってくるシステムです。

※歯科の場合は最大3000sekまで、その他の内科系などの病気の場合は基本すべてのコストがカバーされます。スウェーデンで治療できない場合、祖国への渡航費のサポートを受けることもできます。

体調に関わるものや歯に関わるもの、例えば熱が出た場合や緊急を要する痛みが歯にあわられた場合、医者にかかり、一旦は自分で費用を負担する必要がありますが、後々その費用を請求できます。

とても安心な制度ですね( ᐢ˙꒳​˙ᐢ )

ちなみにこの保険は、入学先の大学に所属している間であれば、シェンゲン協定内のどこで起きた事態もカバーされます。
※祖国は対象外

Ladok

スウェーデンで授業を履修していると、Ladokというシステムで授業履修中の生徒であることが登録されます。この登録が保険の対象者である証拠になるそうです。

細かい条件や状況によって受けられるサポートには幅がありそう、かつ、制度の変更もちょくちょくありそうなので、その都度確認が必要ですが、こういった制度に守られた状態で留学ができるのは安心ですね!( ᐢ˙꒳​˙ᐢ )

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?