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#自分ルーツ
【父方ルーツ その7】 明治時代に秋田から北海道へ移住した家族の物語 後編
前編はこちらからどうぞ。
第一子こそ夭折したものの、3人の子供にも恵まれ幸せに暮らしていたであろう金治とリノ夫婦。
けれども、戸籍にはこんな記載があったのです。
「離婚」との記載を何度も見返してしまいましたが、2人はのちに北海道へ移住し私の祖父金次郎が生まれているのですから、ここは冷静に情報を整理しなければいけません。
離婚?!再婚?!
よく見ると、リノの欄にはこんな記載が。
『明治4
【父方ルーツ その6】 明治時代に秋田から北海道へ移住した家族の物語 前編
ルーツ探しの経緯と簡単な自己紹介はこちら。
戸籍取得は可能な限りで完了したので、これからは手元の戸籍と睨めっこしながら、さらに情報の精査を進めます。
戸籍には名前、生年月日、続柄、入籍した日、除籍した日、受理された場所などが記載されているのですが、入籍したり除籍したり復籍したりと、人の出入りが多いことに驚かされます。
”入籍”イコール”結婚”と、捉えがちですが様々な理由からその戸籍に入ってく
【父方ルーツ その5】一番のお気に入り戸籍 ワクワクが止まらない✨
父方ルーツを遡り、いよいよ6世祖父の名前まで判明しました。
前回秋田の戸籍が手元に届いたお話はこちら
いよいよそれぞれの戸籍を精査していきたいと思いますが、父方のルーツを辿るにあたっては『祖父母はいとこ婚」であるということが非常に重要なポイントとなります。
つまり曽祖母(工藤リノ)と曽祖父(後藤兵蔵)が姉弟なので、その2人の実家戸籍を軸に据えて読み進めていくことにしました。
昔の戸籍は大所
【父方ルーツ その4】いよいよ200年の時を越える ✨秋田の戸籍が手元に!
前回までのお話
ここまでは1、2
約100年前に秋田から北海道へ移住した父のルーツを調べ始めたことで突然キラキラと存在感を持ち始めたご先祖さま。
語りかけるように戸籍を覗いてみると、そこには家族の物語が詰まっていたのでした。
前回のお話はこちら
さぁ、いよいよ100年前の秋田にいた時代の戸籍を取り寄せます!!!
まずはそれぞれの本籍地が現在どこの市町村管轄なのかをネットで検索。
土地
【父方ルーツ その3】北海道移住にまつわるドラマ
戸籍の記録から工藤家が北海道へ渡ってきたのは明治40年であるということがわかりました。
もう少し詳しく戸籍を読み解いてみたいと思います。
🔶長男金次郎(?!)戸主金治のものが実家にあった最も古い戸籍で明治31年式のフォーマットでした。
この戸籍は3枚から構成されており、その1枚目に祖父金次郎の名前を発見。
そこには金次郎[長男]が訂正され[参男]と書かれていました。
これはどういうこと
【父方ルーツ その2】父方ルーツは秋田 に…初めての手書き戸籍
父方祖父母2人、そして曽祖父母4人。
当たり前のことではあるけれど、こうして2、4、8、16と先祖の名前が判明するごとに新しい出会いが待っています。
まして何も知らなかった私にとっては、曽祖父母ですら初めましてだったのだから、この先の出会いはどんなものになるのだろうと、心を踊らせておりました。
父方のルーツは秋田である
ということは聞いていたのですが、それ以上のことは知らなかった私。
タ
【父方ルーツ その1】父の記憶を頼りにしながら家族の物語を紐解いていく
前回のふりかえり「おばあちゃんからおじいちゃんにお手紙(恋文)を送ったらしいよ」
そんな祖父母のエピソードを聞いたこと、若い頃の祖母と私がそっくりだということ、そして2人はいとこであるということから、一気に深まった祖父母への興味。
まずは祖父母それぞれの兄弟、両親(曾祖父母)の繋がりを調べ始めました。
調べるといっても、最初は父と母の記憶を頼りに確認作業といったところです。
父の記憶を頼りに