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それはまるで秘密基地のような

9/17(土)の夜、記念すべき「第1回 BOOKSHOP NIGHT」が開催されました。

「営業終了後の電気を落とした本屋さんにランタンを持ち込み、アコースティックライブをBGMに思い思いに過ごす」


“いったいどんな空間になるの?”という期待は見事に成就!

営業終了!部屋の明かりを落としていきます
集中してます
お互いのランタンの灯りがやさしい
壁や天井は水の底の様でした



なんて名前をつけていいかわからない

一言でいうとそんな感じなんですよ、ほんと(笑)

本屋さんとも違う。明かり消えて棚を全部見れないし。
ライブ会場とも違う。聞いてる人もいれば本を探してる人もいる。
本を読む場所としての図書館やブックカフェとも違う。
音が多いし、飲み食いは今のところなし。

自由だったんですね。いろんな意味で。

私はと言えば、受付のテーブルで壁の向こうで演奏されてる生演奏に惹きつけられつつ、でも手元の本をパラパラ読んでいて。

その場にいながら、でも映画のワンシーンを観ているような現実とも非現実ともつかないような感覚で、手元の灯りだけで読む本は思った以上に集中して読めたんです。

秘密基地

きっと私のBOOKSHOP NIGHTに名前をつけるとしたらこれだと思う!
安全な、でもちょっと秘密めいた隠れ家で、人の気配は感じるけど気にならない。

そう思ったら、この夜のために作った香りはなかなかのものではないでしょうか。

だって、diveしてFlyしてましたから(笑)


そう、このたび、この素敵なイベントをイメージして2種類の香りを作らせていただいたのです。

テーマは「夜の本屋さん」

主催の「紙とゆびさきさん」からのご紹介です。


<香りのレシピ>

【dive】
コンセプト:森のなかで焚火を囲むような静かな夜
本と自分だけの空間にもぐるような安らぎを感じる香り。

ゆず 
ブラックスプルース 
ラヴィンツァラ 
サイプレス 
コーヒー 
ベチバー

ブラックスプルース、ラヴィンツァラ、サイプレスは木々の香り。
深い呼吸と森林浴に通じる落ち着きを促す。

ゆずはその果皮の色や血行をよくするはたらきから焚火を囲んだときのぬくもりをイメージして。

ベチバーはイネ科の根から抽出される精油。土っぽいと言われる香りは、大地としっかりつながった安心の土台。

そして隠し味のコーヒー。ほろりと苦いテイストに、森のなかでゆっくり味わうような時間とリンクして。


【fly】
コンセプト:子供のころの夜の公園でのお祭り
いつもの場所が違って見えるわくわくと高揚感。好奇心のままに本を手にとれそうな、外向きのコミュニケーションを促す香り。

オレンジスイート
カルダモン
シナモンリーフ
バジル
フランキンセンス
パチュリ
ベンゾイン

オレンジスイート・カルダモン・シナモンリーフはチャイを思わせるブレンド。あたたかでスパイシー。アクションをおこす火種。

バジルは知性と集中を。「この1冊」との出会いに必要なコンディションを作る。

フランキンセンスは枠を超える大きさを教えてくれる。神さまに捧げる香りとしての歴史をもつもの。

その熟成された香りは「墨のよう」であるパチュリ。高揚と鎮静をあわせ持つ。

そしてベンゾイン。安息香(あんそくこう)の別名をもつ深い呼吸を促す精油。バニラのように甘い香りは子供のころの安心感を連れてきてくれる。


「夜の本屋さん」のイメージについての事前聞きとりでは、男性はdive、女性はflyと答える方が多かったのが印象的でした。

そして当日、男女比半々くらいだったと思うのですが、実際に香りを嗅いで選んでいただいたところ、diveとFlyはぴたりと同数に!

本屋、夜、そして香り。
なにかここに秘密が隠されているようなないような・・?!

次回開催が決まっている10月15日(土)の夜も、この2種類の香りでみなさまのお越しをお待ちしております。


あなたはどちらを選ぶのでしょうか?

BOOKSHOP NIGHTの時間と空間と香りをぜひご体感ください。


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