【ローズマリー】”涼し気ハーブ”アロマ暮らし薬剤師の精油note
こんにちは!
無印アロマ ローズマリー精油も愛用する、
アロマ暮らし薬剤師 ”あき” と申します。
この度は、ローズマリー精油の香りの魅力を、アロマテラピーインストラクター×アロマブレンドデザイナー保有薬剤師の視点からお伝えします。
ローズマリーの香りに興味がある方の参考になれば幸いです♬
”ローズマリー” 精油PROFILE
”ローズマリー”
アロマ暮らし薬剤師の偏った⁉使い方
ローズマリー精油は、わたしにとって、やっぱり…身体メンテの香りです。
ペパーミントもよく使うのですが、ローズマリーはこころも身体も引き締めたいときのバスタイムに使うことが多いです♬
< 香りの効果を活かす!お手軽アロマバス >
【用意するもの】 ホホバオイル5mL(小さじ1杯)、精油1滴
浴槽のお湯に、ローズマリー精油1滴を混ぜたホホバオイルを加えて、かき混ぜます。
肩までゆっくり浸かってみましょう!
また、同僚に、職場のニオイ問題を解決してほしいと相談されたときにも、ルームスプレーブレンドに使いました!
そのときのエピソードが下の記事になります。
では、実際、アロマテラピーでは、これらの方法以外にどのような使い方がされているのでしょうか…?
”ローズマリー精油” アロマ効果は?
ローズマリー精油は、アロマテラピーでは、主に上記の効果を期待して使われています。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、医薬品のように、これらの効果が有用であると判断するのが難しく、日本では「雑貨」扱いになります。
ただし、心理的効果については、過去の研究で、ローズマリーの香りは刺激作用をもたらすというデータがあります。
この刺激作用で、リフレッシュさせたり、疲労感を回復させたりする可能性があるといわれています。
そのため、リフレッシュタイムや気分転換したいときに効果的な香りといえます。
では、ローズマリー精油を使うのに、不向きなタイプはあるのでしょうか…?
”ローズマリー精油” 使用上の注意は?
ローズマリー精油については、カンファーの含有量により、神経毒性(けいれん)の発現リスクがあります。
また、in vitroにおいて、子宮筋を弛緩させる作用が確認されており、妊娠中の流産発生リスクを高める可能性があること、通経作用(月経周期に影響を与える作用)があることから、特に妊婦さんや授乳中の方は控えた方が良いとされています。
そして、芳香浴を行うにあたって注意が必要なのは、3ヶ月に満たないお子さんがいるご家庭です。
空気中に舞った精油成分が原因で、気道の炎症につながるケースも否定できません。
ちなみに、それ以外の方がトリートメントオイルに使用する際の量の目安は…
カンファーCTを例にとると「植物油50mLあたり165滴」までの濃度です。
ただし、AEAJ(日本アロマ協会)では、身体にトリートメントオイルに使用できる濃度は1.0%(植物油50mLあたり10滴)と定めています。
どのタイプを使用しても、1.0%を超える濃度でのご使用はお控えください。
それでは、お肌が強くないアロマを暮らしの片隅に置く薬剤師より…
より多くの方が香りの効果を楽しめる方法「お手軽芳香浴」と相性のいい精油をご紹介します!
”ローズマリー精油”
アロマ効果を活かす【お手軽芳香浴法】
ローズマリー精油は、すっきりしたハーブ調の香りですので、清涼感のある香りやウッディ調の香りと相性が良いです。
記憶力アップや集中力アップ等気分転換を図りたい時は、ペパーミント精油と1:1でブレンドするのがオススメです。ミント調の香りが先に立ち、ローズマリーの爽快感のある香りが集中力を支えます。
逆に、静かに集中したい時は、シダーウッド・バージニア精油を1:1でブレンドするのもオススメです。こちらは、シダーウッド・バージニア精油の鉛筆を削ったときに香る木の香りで森林浴効果があり、香り全体を支えます。
ブレンドする際は、マグカップ芳香浴法がオススメです。マグカップ芳香浴法を含め、お手軽芳香浴法は、下記リンクの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
\あわせて参考に!/
”ローズマリー”
アロマ効果【まとめ】
思考クリア・集中力アップのハーブの香り「ローズマリー精油」。
わたしは、つんとする香り成分「1.8‐シネオール」が多く含まれている精油の中で一番好きです。
そして、使い勝手も良いのも魅力です♬
そして、この香りがオススメなのは下記のようなタイプ!
ちなみに、わたしは、リフレッシュタイムの芳香浴でも使うことはありますが、アロマバス(全身浴)で使うことの方が多いです。
ローズマリーそのものや含まれる成分に対してアレルギーがなければ、こころも身体もすっきりするアロマバスもオススメです♬
それでは、ローズマリーの香りのちからで、読者の皆様の生活の質が上がりますように…。
この度は、最後までお読みいただきましてありがとうございました!
▼ アロマ暮らし薬剤師の【精油note】▼
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