知詠

香と気、目には映らないもののお話。

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香と気、目には映らないもののお話。

マガジン

  • ダイヤモンド💎メンタル

    思い通り、自由に生きよう。そのために必要なのは、傷つけても傷つかないダイヤモンドのようなメンタル。ダイヤモンド💎メンタルでいるために習慣づけたいことをお伝えします。

  • ESSENTIAL EMOTIONS

    「Essential Emotions」という本を日本語に訳してます。もしも日本語訳の本が発売されたら、すみやかにこのサイトは非公開にいたします。自分のために訳していますが、もしも誰かの参考になるならばさいわいです。

  • 栄養素のお話

最近の記事

【情報空間と仏教と気功】

自分を見ている自分がいる ということを、幼少の頃から感じていた。 ​ 小さな私が大きな私の物語を読む ​ そんなイメージが浮かんだのは 小学校に入る前だった様に記憶している。 ​ ​ ​ 私を見ている私がいて そのまた私を見ている私を見ている私がいて ​ もうどれが私なのか 私は私がわからない ​ というと怪訝な顔をされるし ​ ​ ​ 自分のことは語らずに 抑えてきた。 ​ 言ったところでわかってもらえない。 ​ 私のことをわかってくれる人はいない。 ​ ​ などと思いなが

    • 情報空間のアルゴリズム

      今年のはじめに情報空間という言葉に 出会いました。 ​今まで聞いたことがないと思っていたけれど 実は目に入ってなかっただけで 持っていた本の中にすでに 何度も出てきていました。 本当に、人は重要だと思ったものしか 目に入らないようになっています。 身近にあっても、意識にのぼらないと ないも同然。 ------------------ 「情報空間のアルゴリズム」を知れば どんな悩みも解決する ------------------ ​初めてそう聞いた時は不信しかなかっ

      • 【ホメオスタシス同調】



        ホメオスタシスとは からだの状態を一定に保つための機能です ​ ​ 体温や血圧の調整、 病原菌やウイルスなど異物の排除、 傷の修復 ​ といった働きが 主に挙げられます ​ ​ ​ これらは私たちが意識的にできることではなく ​ すべて、無意識下で働いています。 ​ ​ ​ ホメオスタシスは 哺乳類動物に備わった生命維持機能ですが ​ ​ 人間は現実世界だけではなく 情報世界にも ​ ​ ホメオスタシスを 適応させることができます ​ ​ 例えば ​ レモンや梅干しを想像した

        • 【同調②】

          【同調】 ​ 好きじゃない なんなら嫌いだ、腹が立つと 感じているような相手やものにも 同調は起こっています 同調は一方だけでは成立しません ​ 同調し合うことで 同調が成立しています ​ 私たちがそういう人たちから 同調を切れるようになれば 影響を防ぐことができます ​ ​ ​ 物理的に遠ざかるのも一つの手ですが ​ 遠ざかっても解消しない時は 同調しないでいられる場所を選んでいきます ​ ​ それは情報的な場所も含んでいます ​ ​ 自分が同調をしているものを どこに、

        【情報空間と仏教と気功】

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        • ダイヤモンド💎メンタル
          9本
        • ESSENTIAL EMOTIONS
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          ¥3,000

        記事

          【同調】

          同調は生物、集団で暮らす生物に 元々備わっている能力です ​ ​ 相手の感情だったり 相手の体の状態が 相手と同調していることでわかったりします ​ ​ そのように私たちは 情報の行き来を同調によって 行っています ​ ​ ​ ​ 

今日、すごく元気だなぁ なんかいつもと雰囲気違うな
 ​ などなど ​ さまざまに発せられている情報の中から フォーカスがいきます
 ​ ​ 疲れていたり 病気を持っている人がいたら その人の体にフォーカスしていると 同じ痛みだったり
不快感を

          【同調】

          【トランス状態②】

          トランス状態とは ​ 瞑想状態 変性意識状態 催眠状態 ​ とも言われる ​ と前回書きましたが ​ ​ ​ 私たちは簡単に変性意識状態に入っています ​ ​ 例えば、 授業、講義、会議中だけれども 場の話に集中できず 他のことばかり考えている時 目の前のことではなく あれやこれやと思いを馳せている時 お腹すいたな あれ食べたいな ​ ああ、あれやってなかった ​ あの人が言ったあれはどういうことだろう ​ あの時、ああしたからこうなったな ​ ​ などなど ​ ​ ​ 意識

          【トランス状態②】

          【トランス状態】

          トランス状態とは​ ・瞑想状態 ・変性意識状態 ・催眠状態 ​とも言われますが 何を目的にするかで呼称が変わります ​ α(アルファ)波 リラックスしている時の脳波の状態 安静、覚醒状態 目を閉じている時はこのリラックスした脳波の状態 Θ(シータ)波 さらに深くリラックスした状態 深い瞑想に入っている時 トロンと眠たいような状態 頭の中がポカンとしたような状態 ​​------------------ 脳波がθ波にある時 ------------------ ​

          【トランス状態】

          【共感覚】

          「共感覚」とは 例えば
文字や数字に色がついて見えたり 音に色を感じたりする感覚のこと
 ​ ​ 共感覚は 「シナスタジア」とも言います ​ ​ ​ ひとつの感覚刺激から 複数の知覚が引き起こされること を指します ​ ​ ​ ​ 共感覚を持つ人の割合は 200人あたりに1人とか 2000人に1人など ​ 様々な推計のありますが ​ ​ こどもの頃には 誰でも有している感覚でもあるそう ​ ​ ​ ​ ちなみに私は こどもの頃
 ​ 4はオレンジ
7は水色 ​ に感じていま

          【共感覚】

          【水は記憶する】

          地球は水の惑星といわれ それが奇跡であるかのように 捉えられていたりするが 地球以外の宇宙空間にも 水は存在しているそうだ 水は姿形を変え めぐりめぐっている 流れたり 凍ったり 曇ったり そして、 記憶する という第四相があるということが ここ10数年で科学的に 提示されてきている よくある生まれ変わりの言説は 個人としての生まれ変わりではなくて 水に保持された記憶が ぐるぐると混じり合ったり 共有されている だから 個人の 前世はないし 過去世もない (

          【水は記憶する】

          【変性意識状態と気功】

          変性状態を体得するのに 気功は最適だと言えます。 ​ ​ ​ からだをゆっくり動かし そして、からだの内側に意識を向けていくことで 意識の揺らぎが起こります。 ​ ​ 「私」が「からだ」を動かしている 「からだ」が「私」を動かしている ​ ​ ​ 意識がぼんやりとしながらも 集中している状態です。 ​ ​ 変性意識状態に入りながら 物理空間から大きく離れすぎず ​ 無意識に行なっていることを 一つ一つ意識にあげていきます。 ​ 意識にあげることが 「観る」こと。 ​ ​ 細や

          【変性意識状態と気功】

          【煩悩と瞑想と脳のしくみ】

          正しく見ることができないのは 煩悩による と前回書きましたが 正しく観ることができないのは 脳科学の見地から言いますと 海馬と扁桃体が 情報をやりとりするときに 前頭前野が介入できていない状態。 扁桃体はもっぱら 生体や種の保存にとって 重要かどうかという観点で 情報を振り分けています。 扁桃体は 不安や恐怖によって 活性化することがわかっています。 不安を司る扁桃体は 海馬と隣接しており 喜怒哀楽 快・不快といった 感情面の情報を海馬に伝えています。 前

          【煩悩と瞑想と脳のしくみ】

          【煩悩】

          煩悩とは 仏教の教義の一つで ​ 身心を乱し、悩ませ 智慧を妨げる心の働きをいいます。 ​ ​ ​ ​ 釈迦は ​ 人は、煩悩の目で見ている ​ 煩悩を持つ人間は ありのままの世界を見ているわけではない ​ と言ってるんですね。 ​ ​ ​ 認知科学によって ​ 人間の脳にとって リアリティとは何かが解明され 物理世界と仮想世界の間に差はない ​ ということが明らかになりましたが ​ ​ (臨場感が最も上がっている世界を 「現実」と言っています) ​ ​ ​ 2500年前から

          【煩悩】

          【現実世界は情報世界】

          私たちは 目の前の風景を ​ 目で見て 耳で音をとらえ 鼻でにおいを感じとっています ​ 五感によって 外界の情報を集め ​ 脳の中で統合することによって 目の前の景色を認識します ​ ​ けれどもその風景は 本当に見ている通りのものでしょうか ​ ​ ​ 人は自分が重要だと思うものしか 認識できません。 ​ ​ 脳の中で統合される時 全ての画像、音を
認識できません。 ​ 膨大すぎて。 ​ ​ ​ 人と同じ場にいても それぞれ見ているもの 聞こえているものが違う ​ そん

          【現実世界は情報世界】

          【変性意識状態とホメオスタシス】

          ホメオスタシスとは からだの状態を一定に保つための機能。 ​ ​ 体の中で 
体温や血圧の調整、
病原菌やウイルス といった異物の排除、 傷の修復 ​ といった働きなどが 主に挙げられます。 ​ ​ これらは私たちが意識的にできることではなく ​ すべて、無意識下で働いています。 ​ ​ ​ ホメオスタシスは 哺乳類動物に備わった生命維持機能ですが ​ ​ 人間は現実世界だけではなく 情報世界にも ​ ​ ホメオスタシスを 適応させることができます。 ​ ​ 例えば ​ レモ

          【変性意識状態とホメオスタシス】

          【変性意識状態】

          空想している時 記憶をたどっている時 映画を見ている時 本を読んでいる時 ​ ​ 気持ちが目の前ではない 別のところに移っている状態は
 変性意識状態にある といえます。 ​ ​ ​ その際、大切なことは
体感がともなっていること。 ​ ​ 例えば レモンを想像してみてください。


 ​ ​ コロコロとまな板の上で転がして
 ​ そして爪で、 皮をカリカリ と削ってみましょう。 ​ 爪に残っているレモン皮のにおいを嗅いでみましょう。 ​ ​ ​ そして、まな板の上にあるレモ

          【変性意識状態】

          【人は、自分が重要だと思うものしか見えない=スコトーマ】

          スコトーマはもともと眼科の医学用語で ​ 目に入った映像の中で、神経が情報として 受け取り損ねたもののことを指します。 ​ 日本語では盲点。 ​ ​ 心理学的にも 眼球には映っているのだけれど どこかで消えてしまう情報を
スコトーマと呼んでいます。 ​ ​ ​ 私たちの無意識は 重要だと思っていること以外は 落としてしまうのですよね。 ​ ​ 重要なこと以外は
情報処理されない
 脳がサボるための機能でもあります。 ​ ​ ​ 一度見たものは
もう知ってしまったので 脳として

          【人は、自分が重要だと思うものしか見えない=スコトーマ】