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「スッキリ~♪」とした気持ちを促す香り

暑いです。

2022年、最短で梅雨が明けました。

真夏生まれなのに、めっぽう暑さに弱い私です。


外に出れば一気に汗が吹き出し、ウンザリすることもあるのではないでしょうか。(え?私だけ??)

暑くなるとなぜかやりたくなるのが・・・・

掃除。

なぜか「早く部屋を片付けないと・・!!」という気持ちになります。
ダニやら何やらがわかないように、本能的にやりたくなるのでしょうか。

それだけではなく、汗だくになった自分の体にまとわりついた色々なもの(笑)を、いち早くキレイにしたくなります。


今日はお掃除にも使える、スキッとする香りについてお伝えします。

スッキリとした気持ちになりやすい夏におススメの香り

スッキリ感のある香り


※毎度のことではありますが、あくまでも個人個人感じ方は様々であるため、必ずしもご紹介した香りで皆がスッキリできるわけではありません。

わりと化粧水やシャンプー・リンスなどにも配合されていて、スッキリ感を感じられると思われている香りが「ペパーミント」や「ローズマリー」。

メジャーな香りではありますが、アロマテラピーとして精油を使用する場合は注意が必要な精油です。


私自身ダントツ一位で大好きな香りがペパーミントなのですが、残念ながら注意点も多い精油です。
お子さま・高齢者・妊産婦・てんかんをお持ちの方は注意です。

ローズマリーは種類によって異なりますが、カンファーという成分を多く含むローズマリー・カンファーや、カンファー/ベルべノンを含むローズマリー・ベルべノンに関してはやはり注意が必要です。


葉っぱや枝葉から採れる香りにスッキリとした香りが多いのですが、成分には気をつかいましょう。


香りが苦手でなければおススメなのは、日本産樹木の香りや、海外産ではジュニパー、ブラックスプルース、ホーウッド、ユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラなどもスッキリ感があります。


その昔魔除けに使われていた香り


香りはその昔、魔除けに使用されたり、伝染病が流行った際に焚いたりまいたりと様々な使われ方をしてきました。

きっと昔の方なりに感じるもの、確証があって使用されていたのだと思います。

日本でも香りを使った邪気払いの方法があり、

桃の節句には草餅を食べますね。草餅のヨモギの強烈な香りに邪気をはらう力があります。同じく、端午の節句には菖蒲の香り(菖蒲湯)、重陽の節句には菊の香り(着せ綿、菊酒)、〔冬至は五節句ではありませんが柚の香り(柚子湯)も同じ原理〕、節分にはイワシのにおいと、香りでもって邪気をはらうのです。

https://sanuki-imbe.com/blog/2019/04/10/kaori-japanese-culture/
香りによって邪気をはらう、日本の文化

上記のような使われ方をしてきました。

海外のもので言うと、

ジュニパー
THE・浄化の精油。小枝を戸口に飾ることで悪魔祓いになると言われ、伝染病が流行した際に街路樹として植えられた。チベットなど各地の宗教儀式で、魔除けの木として焚かれていた。

フランキンセンス
イエス・キリストが生まれた際に東方の三賢者が持参したと言われる香りのうちの一つ。古代エジプトでは神殿の浄化に使用されていた。

サイプレス
古代エジプトで必備に入れられていたとパピルスに記されている。古代ギリシャでは棺や神々の彫刻にも使われた。地中海キプロス島で神聖な木として崇拝され、この木で十字架が作られていたことからも、葬式で焚かれたり、墓地に植えられたりしていた。
※ホルモン様作用を持っているので注意が必要な香り

◆クローブ
オレンジにクローブを挿して作るオレンジポマンダーは、クリスマスのオーナメントの一つ。見た目がトゲトゲしていて、悪魔を遠ざけるとされている。古くは、ペストの予防にも使用されていた。
※トゲトゲした見た目は下記のエスビー食品さんの記事をご覧ください

ローズマリー
浄化・魔除け・若返りなどのキーワードで使用されてきた。燃やせば浄化、持ち歩くと魔除け、枕元に置くと悪夢を見ないと言われている。
※一般的に料理などで使用されているのはローズマリー・ベルべノンに一番近いと言われているが、ベルべノンは「ケトン類」という芳香性分類に含まれるので、子ども・高齢者・妊産婦には注意。

ローレル(月桂樹)
守護と浄化にずば抜けたハーブで、古代の巫女たちはローリエ(月桂樹)の葉を噛みながら、予言を行っていたそう。現在は料理に使用されることも多いが、昔から薬として使用されることが多く、生薬+魔除けとして使える最強ハーブ。
※アレルギーに注意。


色々な意味でスッキリさせてくれる香りとして、ご紹介しました。

歴史などにも注目してみると、とても面白い情報が引き出せます。


いかがでしたか?

歴史などから香りを紐解いていくことも楽しいですが、芳香成分も知ると、なぜそのように使われていたのかが結びつくことがあります。

是非色々な面から香りについて考えてみてくださいね。


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