ガテン系アロマセラピストでもいいじゃない♪

普段、私が提供しているのは、アロマの日常使いです。


それは、アロマを特別なもの・難しいものと考えず、日常生活のなかに当たり前にあるものにしていきたい、という想いから。

一方、パーソナルな使用とは違って、ホテルのエントランスやブランドショップなどで使われている、香りの空間演出というものにもずっと興味があった私。



「一度、空間演出の仕事に関わってみたい」



その長年の願いがふとしたきっかけで叶い、
今回、香りを空間演出するスタッフの一員として、野外イベントに参加させていただけることになりました！



仕事内容は、屋外や劇場など、大空間にて使われる『セントマシン』という専用機で香りを出し、大型ファンでその香りを拡散させる、というもの。



会場には専用機が5台設置され、
その1つを操作するのが今回のお役目。

胸を躍らせ参加した、今回のイベント。



しかし、そこは「香り」という華やかなイメージとは真逆の現場だったのです。



炎天下のなかでの、重い機材の搬入と設置…



アロマのイメージとは、180度違ったものでした。

そして、身につけたことのひとつが、
ケーブルの8の字巻き…。

アロマ＝癒し、というイメージから静を連想されるかと思いますが、実際の現場はガテン系！



めちゃくちゃ動な仕事！！

日頃、ウォーキングや筋トレで体力をつけていた
自分に、思わず拍手をおくりました。



今回のイベントでは、オープニングとエンディング、そして劇中…と、それぞれに合った香りを芳香させました。
（ちなみに、オープニングはフレッシュミントの香りでした♪）



暑さを忘れ、だんだん楽しくなってきた私。



香りひとつで会場の表情が変わるのを感じ、それを操作している自分がとても誇らしく思えてきました。



ただ、音響や照明と違って、
香りは形として残らない。



アーカイブ出来ないんですよね。



今回のイベントも、無観客のオンライン配信という形での開催でしたので、画面の向こうへ香りを届けられなかったのが残念。



いつか、画面を通して香りを伝えられる。



そんな時代が遠くないことを願うばかりです。

今回、お世話になった（株）Scenery Scent（シーナリーセント）のみなさまには、貴重な経験をさせていただき感謝、感謝です！



香りの空間演出という仕事を通して、ますます香りのもつ可能性を追求したくなりました。



そして、癒し系と思われがちなアロマの世界ですが…



ガテン系アロマセラピストも悪くない！



そう思う私でした。

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