【厳選】アロマを学ぶのにおススメな本 5冊
この記事でわかること
アロマを学ぶのにおススメな本5冊
はじめに
こんにちは。アロマ実践研修家のTaigaです。
自身がアロマを体験・探求していく中での気づきを共有し、皆さんからもお話が聞けたらいいなという思いで発信しています。
今回は、アロマについて学習・体験する上で役に立つ本を5冊ご紹介します。
私自身が読んでみて、これはおすすめしたいと思った本だけ紹介していきます。
本の中身のイメージがつきやすいように、誠に僭越ながら、次の項目について5段階で星を付けました。なお、あくまで本のタイプを分類するための目的であって、優劣を付ける意図ではないことご理解いただければと思います。
それではスタートです!
① 『アロマ調香を極める! アロマフレグランスの教科書』
アロマフレグランスとは、アロマテラピーとは違い、「薬理的な効果効能よりも、香りの魅力を活かす」ことに重点を置いた概念です。いわば、天然植物による香水。
本書では、著者の井崎真奈美さんが試行錯誤の末に確立したメソッドを紹介してくれています。井崎さんは香水の本場フランスで学ぶも、講師から「天然香料だけの調香は芸術性・持続性の観点からありえない」と言われました。それでも日本で2011年に協会を設立し、蓄積した知識と具体的な実践方法を惜しみなく纏めたのが本書です。
私も「アロマを香水のように楽しむ」という楽しみ方に賛同しています。また、(もちろん通常の香水の芸術性も素晴らしいものですが、)「天然」という面にアロマならではの魅力を感じます。この本を読んで、深掘りしていきたいと思いました!
② 『アロマ調香レッスン:調香師が教えるオリジナル香水の作り方』
上述の『アロマフレグランスの教科書』の次に読んだのがこちらの本です。
『アロマフレグランスの教科書』は著者の苦労や工夫が伝わってきたので、「アロマ調香っておもしろいな」と感情を動かされた本なのですが、こちらの『アロマ調香レッスン』は、体系的・学術的・網羅的な本です。大学の講義で学ぶような内容が一冊に纏められている、という印象を受けました。
個人的には、体系的・学術的に学んでいくのが結構好きなので、読んでよかったなと思います。アロマ調香を本格的に学んでいきたい人におススメです。
③ 『アロマ&ハーブ大事典』
THE 大事典。THE 図鑑。
家に一冊置いておけば、調べ物をする時に重宝します。ネットで検索するよりずっと、情報の精度とまとまり具合が高いので。
<本書の特徴>
・掲載品種は406種と豊富。全部写真と解説付き。
・入浴方法やトリートメント方法、ハーブオイルの作り方など、実践的な方法の図解も豊富。
・「便秘にはこれ、花粉症にはこれが効く」というように、薬理的な作用の解説も豊富。医療系のバックグラウンドを持つ著者・林真一郎さんならではの解説であり、信頼度◎。
この本から深掘りしていくというよりは、何か気になることがあったときに辞書を引くイメージで使うのがおススメです。
④ 『薬に頼らない アロマ的セルフケアレシピ』
症状別に効くアロマとその使用方法を、157種類も紹介してくれています。日常で経験しうるほとんどの症状は網羅されているのではないでしょうか。
アロマは何でもかんでも効くわけではなく、種類ごとに効能が異なるので、目的に応じて使うことが大切だと改めて学ばされます。例えば、眠りにつきたい時に「頭脳明晰化作用があるユーカリを使ってしまい、眠れなくなった」というような著者・小野江里子さんのエピソードも紹介されています。
アロマを勉強として学んでいきたい人向けではなく、自分の体をケアするために気軽に実践していきたい人におススメ。
これからの時季、花粉症に効くレシピが載っているのはありがたいです…。早速実践します!
⑤ 『その症状を改善する アロマとハーブの処方箋』
最後に紹介するこの本は、上述の『アロマ&ハーブ大事典』と『アロマ的セルフケアレシピ』をミックスさせたような内容。
『アロマ的セルフケアレシピ』と同じく、症状別に「腸内環境を整える」「心のアンバランスを整える」「美白を手に入れる」など、それぞれの目的に応じたレシピを網羅。本書は一つの症状について、アロマだけでなくハーブによるアプローチも併記されており、いわば2倍役に立つのでお得です。
また、主要なアロマ&ハーブの辞典も掲載。著者の川西加恵さんはあとがきで、本書を執筆する様子について「親友たちと語らう時間を持っているかのよう」「どんどん浮かぶラブレターのような文章」と語っており、著者のアロマ&ハーブ愛が伝わってきます。良書だと思います。
さいごに
今回の記事は、まだまだ勉強途上である私が実際に読んでみて、役に立つなと思った本5冊を紹介しました。
「アロマについて興味があるけど、どんな本を読んだらいいかな」と迷っている方や、「とっておきの一冊を手元に置いておきたいけど、どんな本がいいかな」と考えている方へこの記事が届き、少しでも参考になれば幸いです。
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