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少年時代

今日は虫取りのお話

先日、長男が欲しがっていた虫取り網とカゴを
買ってあげました。
とても喜んでくれて、さっそく虫取りに行きたいと。
ただ、保育園の日はあまり時間がないので
次の休みの日に行こうと約束。
でもま、ガマン出来ないのが子供。
保育園から帰って来るなり、
虫取りに行こうと猛アピール。
長男の熱意に負け、とりあえずは
近くの公園で虫取りをすることに。
嬉しそうにカゴをかけて網を持って
ルンルンで歩いている長男の姿をみて
小さいけど大きな幸せを感じました。
で、公園について虫を探すと、
暑すぎるせいか、思ったほどいない。
それでもじっくりと見渡すと、
トンボが数匹飛んでいて、
止まっているトンボにソロリソロリと
長男が近づき、エイやっと網を振りかざすと、
見事に逃げられました。
ま、4才児に捕まるようでは、弱肉強食の世界では
生き延びれないでしょう。

悔しい長男は、パパ代わってと。
トンボくらい楽勝と選手交代し
網をそりゃっとトンボめがけてふると
サササッと逃げられ、代わりに空気を捕まえました。
このあたりから子供の頃の感覚が蘇って来て、
アラフィフは10代の少年へと変身していきます。
長男よりも必死にトンボと追いかけっこっしている親父。
一生懸命応援してくれている長男のためにも
何としても1匹くらいは捕まえてあげたい。
そんな気持ちを察してくれたのか、
動きの鈍いトンボと出会い、
まさかの一振りで見事に成功。
逃げられないようにカゴに移し
2人で大喜び。

家に帰って妻に成果をみせて嫌がられ、
長男はトンボの種類をタブレットを使い
ちゃんと調べ上げることに成功。
いっぱい汗をかきながら、
親子の絆を深め、勉強もでき、
何十年ぶりかの虫取りは、
思った以上に僕も楽しめました。

ちなみに、今日も保育園から帰宅後に
虫取りに駆り出され、
今日はセミを捕まえることができました。
でも、捕まえて観察したあとに
カゴから逃がす時、
怒っているのか、飛びながら
こっちに向かってくるのが
地味に苦手です。

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