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【靴屋の小話】大きくなったらなりたいもの

こんばんは、blueoverチームのzuccoです。


わたしには子供がいます。

「大きくなったら何になりたい?」と子供たちに聞くと、

「ゾウさんになりたい~!」とか「サッカー選手」「忍者になる!」とか「お寿司屋さん」とか「ペットショップ」とかいろんな夢にあふれている。

親としてはいつか没頭できることが見つかってほしい、応援したいと思っていて、将来の夢のことはたまに我が家の食卓のネタになる。


最近は、「ちゃーちゃん(私のコト)は大きくなったら何になりたいの?」と逆に聞かれることがある。

いきなり聞かれて

「え!?」

と言葉に詰まった。


もう自分は大きいけどな、、とツッコミつつ、なりたいものって別にいくつになってもあっていいんだ、と子供たちに気付かされた。


小さい頃の夢はピアノの先生とか、幼稚園の先生とか、アイスクリーム屋さんとか女の子っぽいものだった。

大学のとき、革に魅了され、靴作りに携わりたいと、靴の世界に行くことを決めた。

いろいろな人とのご縁でblueoverにいて、そう考えると、そのときの夢は叶った。

そこからは、夢って意識していなかった。


大学生の時の夢ははっきりいって自分中心だった。

我が我がだったあの頃。


今は何かなと考える。

今は自分の欲望を満たすために作るというのは違和感を感じていて、

日本の沢山の工場さんと協力してblueoverを続けている。

伝統産業を継承する。このことも私たちにはとても大事なこと。

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ただ、最近はよく未来のために何が出来るかを考えている。

明日のため、3年後のため、5年後のため、子どもたちの未来のために、アクションをしたい。自分や仕事を通じて何が出来るか。

わたしたちは動き出した。

大きなことはできないけれど、良くしていきたいという気持ちで

前を向いていく。


読んでいただいてありがとうございました。

zucco


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