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ビーズ箱

小学生の夏休みは、那須高原にある山の中の静かな家で過ごしていました。

朝早く起きて夏休みの宿題をすませ、そのあとは自由。周りは自然であふれていたので、散歩して絵を描いたり写真を撮ったり、ベランダで本を読んで過ごしていました。

ある日、町に出た時にたまたま寄った雑貨屋さん。そこでビーズのブレスレットが売られていました。

カラフルなビーズのブレスレットが、たくさんメリーゴーラウンドのようにディスプレイされていてとても綺麗でした。両親に、『これはつくれるの?』そう聞いていました。両親はニコニコしながら『作ってみたら?』とそう言っていました。

その数日後、両親がビーズ箱をプレゼントしてくれました。中にはたくさんのビーズとその他に必要な道具。そして一緒にビーズの本がありました。

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その日から、夏休みの自由な時間で母とビーズでいろんなモチーフを作ったり、あの綺麗だったブレスレットを作ったり。足りない色があったら町の手芸屋さんでビーズを買ってもらって、ビーズ箱に綺麗に入れる。ビーズが補充されるとなんとも言えない満足感(笑)楽しい日々でした。

あれから数十年経ちましたが、今でもこのビーズ箱は活躍しています。

中のビーズがかなり増えたので、収納方法は変わりましたが、まだまだ箱も現役です!

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蓋を開けて上下向きを入れ替えると、ふたの部分が作業スペースになります。

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ビーズが机からこぼれるのも防いでくれて、とても使いやすいスペース。たまに活きがいいビーズが飛び出す事はありますが(笑)最高の作業スペースです。

今日はビーズ箱のメンテナンス。これからもよろしくね(*^^*)

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