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【第一話】やっぱり会話能力が根本

こんにちは!
わかやんです!

僕は、今
ロジカル英会話講師・オンライン家庭教師として
英語を教える仕事をしています。

よく聞かれるんです。
「ハーフ!?」
「留学したことあるの!?」
「海外住んでたことある!?」
「文学部ってことは、英語の学科だったの!?」

正直に申し上げると、全てハズレです(笑)

僕は、近親者に英語を話せる人がいるわけではありません。
旅行くらいは行ったことありますが、
留学したことも海外に住んだこともありません。

確かに文学部でしたが、「史学科」です。
歴史の勉強をしてきました。

いわゆる「純ジャパ」ってやつです。

そして、昔の僕は「オタク気質」の人間でした。
歴史が大好きで、コミュニケーションもそんな得意じゃない。
仲間内での話は盛り上がるけど初対面では散々…。

そんな僕が、
どうやって英語を話せるようになり
どうやって英語を教えられるようになったのか。

英語が「できない」理由
英語が「できるようにならない」理由を
ご紹介しながら

その方法論を、数回にわたって
お話ししていこうと思います!

※このやり方が、「あなたにとっても」正しいとは限りません。
 ただ、「取り入れてみようかな」「やってみようかな」と
 思えるものがあったら幸いです。


◎口下手だった僕

僕は、栃木県の県立男子校から、大学受験をして
青山学院大学という大学に通っていました。

それはもう、やばかったです。
何がって、「話せなくて」やばかったんです。

片田舎の地味男子の僕
キラキラしたおしゃれ男子たち。

3年間女子と関わりのなかった、無骨な男子校出身の僕。
バリバリ仲良く話せる、程よく垢抜けた共学出身の友達。
そして、さすがは青学。
至る所にめっちゃ可愛い同級生女子。

「せっかく入ったこの大学!なんとかしたい!!」

地味さは、すぐになんとか出来ました。
男友達を誘って、プロデュースしてもらいました。
バイト代をフルに注ぎ込んで大学デビュー。

けど、会話能力だけは…。
お金で解決できないものでした…。

そんな大学生の僕がやったのは
「日本語でのコミュニケーション能力をあげる」ことです。

最初に取り組んだのは
「会話のパターンを知る」ことでした。

具体的には
テレビでお笑い番組やバラエティ番組を研究しました。
大学デビューでお金使っちゃいましたから。
タダで出来るテレビで必死に頑張りました。

英語ではありませんよ。日本のものです。

最初は、
とにかく手当たり次第見ていましたが
だんだんと自分の傾向が掴めてきました。

僕は「キャラ芸」「リズムネタ」的なものが
好きだったんです。

当時、オリエンタルラジオがドカッと売れ
エンタの神様が超人気番組だった時代。
影響をもろに受けていたみたいです。

そりゃ、会話苦手なはずですわ笑

それに気づいてから、まず
「漫才」を中心に見ていくようになりました。

漫才は基本的に1:1の会話
まず、人と話せるようになりたいんだから、という思いで
無理せず1対1のコミュニケーションを研究しました。

バラエティ番組は1対多の会話なことが多かったので、
後から見るようになりました。


そこで得た気づきが、僕のコミュニケーションを
めちゃくちゃ変えていきました。


その気づきとは何か…。

「会話って質問と回答と反応で成り立ってる」

ということです。

例えば…

A:ねえねえ、Bくん。
B:ん、どうした? ←質問
A:昨日な、C先輩に怒られてん…。←回答
B:え〜!あの温厚なC先輩に!? ←反応
  何があったん? ←質問

これに気づく前まで、僕は
会話上手なのって、Aの方だと思っていたんです。

けど、Bの質問と反応があるから、
Aは話せるんです。

これに気づいたとき、マジでびっくりしました。

僕は「話せない…」「上手に話せない…」と
「言葉を自分から出す」ことばかり考えていたのですが
これを機に僕の発想は180度変わりました。

「質問と回答と反応で成り立ってる」わけだから
日本語のコミュニケーションでも
「質問をすること」に注意して会話をするようになりました。

最初は「尋問」みたいになっちゃってた部分もありましたが
次第に改善されていき、
相手が楽しそうに話してくれるようになりました。

すると不思議なもので、
相手から質問がくるようになりました。

質問が飛んでくれば、
コミュニケーション下手な当時の僕でもへっちゃらです。

聞かれたことに答えていけばいいのですから。

すると、初対面の人とでも
緊張しなくなりました。

そして、この気づきから
僕の英語勉強も、変わっていくことになったのでした。


◎「英語ができるようにならない」理由

僕はそもそも、
「日本語でもコミュニケーションが苦手」な人間だったんです。

根本的(笑)

けど、結構多いと思うんです。
会話が得意じゃない人
仲のいい友達とは話せるけど、初対面だと話せない人

もうすでに知り合っている人とは
基本的に英語では話しません。
大体が日本人ですから(笑)

ということは、
英語で話す場面は「初対面の人と」が大前提になります。


さて、ここであなたに質問です。

初対面の人と「日本語で仲良く」話せますか?
初対面の人と「英語で仲良く」話しているイメージ湧きますか?

日本語で出来ないのなら、英語でも難しいはずです。

そして、英会話の練習をしたくても
日本人の仲の良い友達と改めて英語で話すなんてのは
不自然です。

ネイティブの先生も、初対面。
英会話講師も、初対面。
うまく話せる気がしない…。

だから、
「英会話ができるようになりたい」と思っているのに
「新聞を読めるようになろう!」というコースから勉強を始めて
「これで本当にいいのかな…」という不安を持ちながら
勉強を続けてしまっているんです。

「英会話ができるようになりたい」と思っているのに
「私の後に復唱してくださいね!」というお手軽コースで
全く身にならない発音の勉強だけをしているんです。

英会話ができるようになりたい なら
「会話ができるようになる」ことが大前提
なんです。

だから!
まず「会話能力」自体をあげることが
とっても大切
なんです!


◎こうやって、できるようになりました!!

では、具体的にどうやって練習していくのか?

日本語での会話においても
「質問と回答と反応」を意識して
コミュニケーションを取ってみましょう!

そのためには、前提として
「相手の話に興味を持つ」
「相手の話で”聞きたいこと”を見つける」
ことが大切です!

そして、英語を勉強するときも
「質問と回答と反応をセットで」勉強する

これ、めちゃくちゃ大切です。

日本の英語勉強って
「一方通行型」が多く
「ぶつ切り」なんです。

例えば
“How are you?” “I’m fine. And you?” という流れ。
“Fine”なら、元気だから問題ないかもしれませんが、

仮に“Bad”って帰ってきたら、どうしますか?

「調子どうよ?」
「いや〜、よくないね」

日本語だったら、
「何かあったの?」とか
「どうした?」とか言いますよね?
しかも「心配した口調で」聞くはずです。

だったら
“How are you?”
“Bad”

の後に、
“Really? What made you bad?”
“Why are you bad?”
“Why bad?”
なんて声をかけてあげる。
この流れまで一緒に覚えておいた方が
使いやすくないですか??

慣れてきたら
日本語でやっている会話の流れを
そのまま英語に変換して練習してみましょう!

日本語のコミュニケーション能力を
あげていく練習をしていきながら
同時に
「普段の会話を英語にして、同じように話せるようにしていく」
わけです。

そして
「質問・回答・反応」に注意して練習を繰り返す。

僕は、このやり方を継続して
「基本的な英会話ができるように」なりました。

ぜひお試しあれ!

それでは!

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〜ライター〜
わかやん
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・ロジカル英会話講師
・自己実現コーチ
・オンライン家庭教師[英語・小論文・面接対策]
として活動中!


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