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本棚に眠る本を紹介No. 1 『アイデアのつくり方』

【 本棚に眠る本を紹介No. 1 】
内容には結構拍子抜けしますが、絶対に読んで損はないです。いや、本の宣伝をしたいわけじゃなかった。

一に、資料集めよう。とにかく1次でも2次でも多方面的に情報を集めよう。
二に、自分の中で資料に手を加える。つまりはコメントして自分の意見を持とう(スタンスを明確にする)。
三に、これについて考えることをいったん忘れよう。他の仕事に没頭しよう。孵化段階を待とう。
四に、アイデアを現実的な形にしてみよう。余計な情報を取り除いて、文章なら無駄な接続詞や形容詞を取るような。

正直、これだけ書いてもわからないと思います。ごめんなさい。でもこれが本質です。特に一、二、三。何かについて書けなかったりアイデアがでないことは、それについて知らないから。あるいは知りすぎているほど身近なものを説明するために、余計な先入観が邪魔をして形にできない。まずはいろんな意見や評論、メディア記述を読み、これから考えたいものがどんなものなのか全容を知ることが大事。情報収集を怠らないこと。
ですがこれが書かれたのは1988年頃。だいぶ世相も変わっていると思われる。インターネット、ビッグデータ社会の情報処理術はの一橋名誉教授の野口悠紀雄氏による『AI時代の「超」発想法』を参照したい。近代史から丁寧に情報社会の変遷、そして今どうすべきかを教えてくれます。

余談ですが、広告系とか雑誌の人がこの著書を引き合いに出してよく語りますが、コピーライトやプランナーだけが「アイデアがいる仕事」ではないと思っています。それ以外の仕事をするすべての人が一度は目を通してみてほしい、と思ったり思わなかったり。

1)『アイデアのつくり方』(ジェームズ・W・ヤング−今井茂雄訳)
2) 買った場所  ・・・どこだったかなあ。不明。
3) 買った時期  ・・・2019年秋ごろ?
4) 買ったきっかけ ・・・ 雑誌でもWebコンテンツでも何度も見かけた。流石にこれは、と思い購入。ついに書店で見つけた時「魔法の書を手に入れる」気分だった。
5) 理由/目的 ・・・アイデアを作ることを仕事にしていくなら、必読書だと思ったため。

6) 読んだことによる変化 ・・・考えることの根本が変わった。これを読んだ事による成果は不明。アイデアはそういうものなのかも。

#読書 #25歳 #夏 #何か続けたいこと


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