ライブハウスがマジでヤバイ

色々な受け取り方、解釈があるかと思います。
いまこんな時代になっちまったからこその「ライブハウスがマジでヤバイ」

このnoteまで辿り着いてくださって誠にありがとうございます。
アームエンタープライズ株式会社、LIVE SQUARE 2nd LINEの店長、前田です。
クルーズ船に続き、あからさまに白羽の矢が立ったライブハウスと呼ばれる夢の宝庫。そこの店長です。

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この記事めちゃくちゃに長いので、
読んでくださる方は覚悟してください
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先日、息子を病院に連れて行った際、真っ先に渡された問診票には、「直近1ヶ月以内で50名以上の集会に参加されましたか?(クルーズ船、ライブハウス等)」と記載された問いがありました。最近また感染が拡がっている分、細心の注意を払わなければならないのはもちろんです。絶対です。しかしながら、上述の問いにメンタルがドカンとやられました。待合室にいる間、どこか肩身が狭く胸を張り切れない自分は、随分と情けなかったです。そんな父ちゃんはどうだい、息子よ。

1964年以来、56年ぶりの東京オリンピックに向け日本の歯車がモード全開になっている最中、潤滑油として注がれたものは突如やって来た、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という目には視えない、それはそれは驚異のウイルスでした。

ライブハウスにとって密閉、密集、密接、この3つの言葉が、料理的なところでいうと「さしすせそ」くらい大部分を占めるライブハウスに必要不可欠な三大要素でした。今や誰もが恐れ慄く〝三密〟です。

ライブの延期、中止、延期、中止、中止、延期、中止、中止、中止、延期、中止、中止、中止、中止、が続く中、全部が全部中止になって、緊急事態宣言が出て、ライブハウスが休業になって、誰も居ないライブハウスで一人、何が出来るだろうと自問自答を繰り返しました。そらもう長い間、長い時間。たまに部下が元気出せよとたこ焼きを買って来てくれていました。

そんな八方塞がりな状況下、ライブハウスマンたちに四面楚歌という言葉は似合いませんでした。
現状を打破しようと、覚悟と熱意、あと希望の類いとか諸々を持ち合わせた超ヒーロー級のアーティストや関係者の方々が立ち上がって、めちゃんこ賢い人が新しい発信方法を創造してくれて、めちゃんこ金持ってる人がそのシステムとかをみんなが使えるようにしてくれて。たくさんのご厚意を授かり、たくさんのご支援をいただきました。

与えてもらってばかりでした。

自分は正直賢くもないですし(これまじ)、お金も人並みです(多分)、権力も無ければ、影響力も知れてます。でも今、それでも自分に出来ることはない、そんなことこれっぽっちも思っていません。自分にしか出来ないことがきっとあって。あなたにしか出来ないことがきっとあって。これは綺麗事とかではなくって、この言葉にあなたの心がキラリンとしたら、それはそれは綺麗なことなのです。2nd LINEの店長は自分しか居なくて、2nd LINEにずっと通い詰めてくれいたアーティストにとって、ここはホームで。お客様にとって、ここは大切な場所、思い出の場所、出会いの場所で。うちのスタッフは自分のことを父ちゃん兄ちゃんのように慕ってくれていて。自分は必要とされている、恥ずかしげもなくそう思っていますし、実際今そう書いてます。

つい先日も、「初めてライブハウスに来ました、2nd LINEが初めてのライブハウスです」という高校生とお話する機会がありました。コロナ禍、登校もほぼほぼ無かったその学生はFM802を聴きながらいつも勉強していたそうで、そこで流れて来た曲に心を打たれて2nd LINEでライブをすると知り、当日ライブを観に来てくれたとキラキラした目で自分に語ってくれました。

こんなことある?

こんなことがずっとずっとあるし、あったんです、ライブハウスには。
嗚咽が出るほど、再痛感しました。ライブハウスが創って来た文化やこれから創っていける文化は、自分にとって、この記事に登場してくる人物にとって、かけがえのないものだと。これからも続いていくんです、繋いでいくんです、次世代に、後世に。いま現場に立っている自分たちが旗を振って、繋いでいかなければならない。これは使命だとも思うレベルです。

ハイパー偉そう&お前誰やねん発言失礼いたしました。
まだまだ未熟者です。

これが大言壮語だと言われても別にもう今更折れません。自分がまだまだ若かった頃、月の半分以上出っ放しでツアー行ってた頃、先輩真似して炊飯器持ってライブハウスの洗面所で米洗って、楽屋の電源借りて米食ってたそんな頃から、今でももちろんそう、先輩バンドマン、先輩ライブハウスマンにめちゃくちゃ心豊かにしてもらって来ましたから。

気づけば自分も同業種です。もっともっと教えてあげたい、ライブハウスの楽しさ。ライブハウスに居てくれる、来てくれる、これから出会ってくれる、あなたに。
僕自身が今まで宿してもらって来たライブハウスのでっかい愛を、きちんと手渡しで2nd LINEで渡してあげたい。
大阪ライブハウスマンの端くれとして。あの時、尊敬したあの人みたいに。いまでも尊敬するあの人みたいに。

2nd LINEでは、
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・開場、毎転換、出来る限り最大で公演時定期的な換気
・大型空気清浄機複数台設置
・大阪コロナ追跡システムの導入(入場時必須)
・非接触型体温計による検温(入場時必須)
・全従業員マスク着用
・手に触れる場所の定期的な消毒
・受付、バーカウンター等、遮蔽シートの設置
・サーモグラフィーの導入
・各所消毒液の設置
・ドリンク提供時の手袋着用
・キャッシュトレーによる.金銭の授受
・一定の間隔を保ちライブを楽しめるように、足元マークの設置
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最低ラインでこれだけのことを実施しています。コロナが何食わぬ顔でライブハウスにやって来た時から、ずっと。ずーーっと。

沢山のライブハウスがある分、沢山のルールが存在して。ガイドラインをギリギリで収容人数をギリギリで刻みながら公演を開催するライブハウスがあれば、ガイドライン以上に、バッキバキに収容人数を削って、これでもか程間隔をとって公演を開催するライブハウスも在る。どっちも正義だと思います。てめぇの店のことですから、てめぇで判断しなければなりません。

それでも尚、公演はなくなり、月間来場者数は、あん時みたく芳しくはなく。大事なものを守る、たった一つだけ守る、その為に閉店を選んだライブハウスも少なくありませんでした。みんながみんな、何かを選んで、何かを選ばず。選んだものだけで生きている。

第一波を乗り越えたと思えば、第二波到来、また乗り越えたと思えば、もうこれは第三波ですよね。リスケしたものも着地点見失って、また考えれなかった・また行動を起こせなかったバンドマンの息の根が止まる。
V字回復を狙い澄ましたライブハウスが、その歴史に終止符を打つ。そんな最悪の事態がたまーに頭を過ぎってしまいます。
たまに。

でも、凄いんですよ。うちの会社。マンパワー溢れ狂っている人材ばかりですから。今だから出来ることをしっかりやってる。きちんとやってる。今出来る形でしっかりやってる。きちんとやってる。
是非、この機会にもっともっと掘り下げてみてください。アームエンタープライズという血の流れたライブハウスのこと。

この記事は、アームエンタープライズ株式会社が今現在行っているクラウドファンディングの為に。筆を執りました。
この会社に居てくれる人たちが、僕のライブハウスマン人生で一番近くで叱咤激励し続けてくれました。
会社から与えてもらった恩は、返します。絶対に。
今自分がアームエンタープライズの一員として出来ること、それはこんな長い文書いて、興味持ってもらって、知ってもらって、確かに力を貸してもらうこと。

圧倒的ギブアンドテイク、お約束します。
【11月30日(月) 23:00】までに力を貸してください。ご支援お願いします。
一生、イケてるライブハウス運営会社として在り続けます。

ライブハウスを愛する、
お客様・アーティスト・ライブハウスマン・業界関係者、もう誰も折れて欲しくない、もう誰も悲しんで欲しくない。

皆様、よろしくお願いいたします!!

LIVE SQUARE 2nd LINE 店長 前田典昭

僕にとってライブハウスはマジでヤバイ場所です。
こんな魅力的な場所、僕の人生で他には無かった。
だからこそ、居続けたい。みんなで居続けたい。


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めちゃくちゃに長い記事
最後まで辿り着いてくれた君は6人目だ!
ありがとう!
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*最後まで読んでくれた素敵な君に!
2nd LINEにご来場の際、1ドリンクをプレゼントするよ!
合言葉は、「ルーキーウェーブス」だ!ドリンクスタッフまで伝えてね!
(ドリンクプレゼント期間は、2020年内とさせてください!)

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