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ほこりの中の宇宙
小学生の頃、
空中をキラキラと光りながら漂うほこり達を見て、宇宙を感じていました。
ほこりの一つ一つが星であり、私が居るこの空間が宇宙。
ほこりのミクロの世界の時間の流れはとても速く、
私がそのほこりを握り潰すまでの時間は、ほこりの世界にとっては何十億年もの時間に相当する。
私のいる地球も、宇宙からしたらほこりのようなもので、宇宙からみたら地球の一生は一瞬なのだろう。
「ほこりの世界の人達よ。頑張って生きてね。」
なんて、妄想ばかりしてました。
このほこりの宇宙論について、兄弟に話してみたりしましたが、「ふーん」と、反応はいまいちでした。
後に大人になってから、たまたま父にこの話をしてみたら、父も小さい頃に、全く同じことを考えていたと言うのです。
私もビックリしましたが、父は相当ビックリしてました。
まさか父と同じ思考をしていたとは、嬉しいような嬉しくないような…。
同じ考えをした事ある人って結構いるのかな。
少なくとも家族では父と私のみ。
あるあるなのか、遺伝なのか。
ちょっとビックリした話でした。
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