観測所にて 56 ナギ 2014年12月15日 18:00 くるくる回るくるくる回る夜に銀笛が鳴り響く僕はアルビレオの端に立ってすこしだけ目を閉じて星を廻る望遠鏡は投げ捨てた僕を書き留める紙とペンだけ握り締めて本当は知っていた僕のきもちも君のきもちもなにもかも何かが砕け散った音が高く澄んでやさしくやさしく降り注ぐ滲んだ世界なんて、見えないふりをしたままで過去詩発掘 #詩 ダウンロード copy #詩 56